子供が怒らせるのではない!親が自分で怒る行為を選んでいる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【出来事の意味づけを変えれば楽になる】
歩いていてウ〇チを踏んだらどう思いますか?
A「ついてないなあ」
B「ウ〇チがつくってことは運がつく。いいことあるかも?」
あなたはAとB、どちらですか?
出来事へどう意味づけをするかで大きく変わる
子ども対象の講演で、たまにウ〇チがついたときの話をすることがあるんです。
6月最初に講演させていただいた笠岡市立真鍋小学校と中学校で、この話をしたんですよ。
昨日感想が届き、嬉しい感想ばかりで感激です。
ありがとうございます。
そのときのブログはこちら
⇒過疎の学校の良さ発見!アンガーマネジメントは日本全国に必要
その中でこういう感想があったので一部を紹介します。
欠点や短所もリフレーミングしたら良いことになるので、自分の嫌なこともリフレーミングして気持ちを落ち着かせようと思いました。いなっち先生の講演は、おもしろく笑顔になりました。ねこのフンを道でふんでも、運がついたと思って楽しい気持ちに変化させたいと思いました。
出来事へどう意味づけするか?
これって、すごく重要なんです。
楽しいか楽しくないかは自分で決められる
このウ〇チの話。
実は親父が昔教えてくれた話。
親父が子どもの頃、まだ馬や牛が荷物を運んだりしていました。
道には馬や牛のフンがそこら中に落ちていたと。
それをわざと踏んで帰っていたそうです。
「道に落ちとるウ〇チを踏めば、運が良くなるってみんなで踏んどったんじゃ」
これを、アンガーマネジメント講演の中で話しているんですよ。
自分に起きた出来事に「どんな意味づけをするか?」
できることなら「楽しく考えたほうがいいよね」って。
自分しだいで、出来事を楽しいかどうか決められるんですよ。
子どもが親を怒らせるのではなく怒ることを選んでいる
怒るのか?怒らないのか?
結局は自分が選んだ行為。
「なんでお母さんを怒らせるの!」
それは違うんです。
子どもの行ったことに対して、あなたが意味づけをしたことに怒っているのです。
怒ることをあなたが選んだということ。
講演の様子の動画をご覧いただけば、その事例がよくわかりますよ。
⇒アンガーマネジメント講演の様子
『怒りの感情』は沸き起こってきます。
でもその後の『怒る行為』は自分で選べるのです。
意味づけを自分で変えることによって、『怒る行為』か『楽しむ行為』、大きく分かれるんです。
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