優しい子どもに 育つには?親の関わり方が影響します!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
数年前講演させていただいたあるPTA研修会で、こんな質問がありました。
「稲田先生が変わろうと思ったきっかけなどは?」
子どもへ怒りをぶつけないことがいいと思うようになったのは、アンガーマネジメントとの出会いや教育現場で子どもや親御さんを見てきてなどいろいろなことありますが、一番は妻から「いい加減にしなさい!」と叱られられることが度々あったことが大きなきっかけです(笑)
さらに僕が子育てですごく共感した本との出会いもきっかけになっています。それが、児童精神科医の佐々木正美先生の本です。
「いなっち先生は元教師だし、奥さんも元養護教諭で今はスクールカウンセラーだし、そりゃすごくいい子育てしていることでしょう!」なんて思っているあなた、残念でした。
我が家はめちゃめちゃグデグデダラダラの子育てですよ。でも妻も僕も、佐々木正美先生の本は『子育ての基本』だと思っています。
わかりきったことを子どもへ言わない
前回のブログで娘のことを紹介したしました。
可愛がられる人 は社会に出て有利!親から信じてもらう経験必要
彼女が高校3年生のときのこと。夕食後から約2時間たったころでした。
夕食後からずっと僕の目の前に座り続け、世界バレーを見ながらスマホのゲームをやり続けていたのです。そこで僕はどういう行動を起こしたのか?
次のページへ続く。