岡山コミュニケーション研修講演企画代表、元教師の経験で伝えるコミュニケーションやアンガーマネジメントの講演会講師&研修講師、いなっち先生こと稲田尚久です
春の参観日&PTA総会シーズン。もう終わったという学校もあるようですが・・・。
参観日やPTA総会後は学級懇談会や役員顔合わせなどありますよね。
そんなとき、自己紹介する場面あります。
何を言おうか困ったことないですか?
または、当たり障りないこと言っておくだけじゃないですか?
保護者の興味あることを話した自己紹介
せっかくの出会いです。
お互いをよく知ってもらえば、買い物中に出会ったときにも声をかけやすいです。
ところが、たった1回の自己紹介では名前を憶えてもらいにくいんですよね。
だから、印象に残る一言があるといいと思います。
PTA総会で転任者のあいさつを一人ずつしたとき、僕はこんな自己紹介をしました。
「K中学校より参りました稲田尚久と申します。K中学校ではプレハブ校舎へ引越しをし、そして新校舎への引越しを終えて、3カ月しか住めていません。O中学校も校舎改築の予定があるそうなので、校舎引越し要員として移動させられたのではないかと思いますが、今度は3カ月住んですぐ移動はないと信じております。よろしくお願いいたします。」
ずいぶん前の教師時代のことなので一言一句まで覚えていませんが、結構受けていましたよ。
PTA総会で校舎改築について校長から説明があった後でした。
保護者としても、とても興味ある部分。
興味ある部分を刺激されると、聞いている人にビビッと引っかかってくれます。
子どものエピソードを入れると印象に残る
では親が自己紹介するときはどうするか?
子どものエピソードを入れるといいんです。
「〇〇から通っています。▢▢の父です。よろしくお願いします」
これがよくあるパターン。
なにか子どもとのエピソードなど入れてみるんです。
例えば、うちの場合だったら
「高校生になっても『なあオトン耳掻いて』ってきてくれます。稲田◯◯の父です。よろしくお願いします」
これは我が家ではないですが
「親子で関ジャニの大ファンで、こないだ渋谷君が脱退して娘と一緒に一晩泣いていました」
こんなのも、印象に残りますよね。
子どものちょっといいところとか、おもしろいところ、エピソードなどを探してみてください。
きっと何かあるはずです。
子どものエピソードに「でも」「実は」が入ると印象に残る
ネタ探しはいくらでもありますよ。
・得意な教科、不得意な教科。
・やっている部活動
・思春期になっての変化
・最近子どもへイラっとしたこと
例えば、不得意な教科で話をするとき
「数学が大嫌いな息子です」
だけで終わると印象に残りません。
「数学が大嫌いな息子です。でも数学の〇〇先生のことは大好きで、担任になってもらえて喜んでいます」
「数学が大嫌いな息子です。実は私も大嫌いで高校のときは赤点取りました」
このように、「でも」とか「実は」といった内容が付け加えられると効果的。すごいことを言う必要はないんです。日常のあるある出来事に「でも」「実は」をつけるだけでいいんですよ。
さらに人は完全な事柄よりも不完全な事柄へ魅力を感じたり興味を持つんです。これを心理学では「ツァイガルニク効果」といいます。
テレビなどで「結果はCMの後で!」と不完全なままにして惹きつけたり、ドラえもんに出てくる出木杉君のような完璧な人よりも、のび太のような人のほうが魅力的だったり・・・。
だから「実は」の後には、「うちの子も私もできないことだらけなんです」を素直に言えたほうが、他の保護者からも「〇〇さんのところもそうなんだ。安心したわ」って思われたり、「懇談の後に話しかけてみようかな」って思われたりしますよ。
さらに、私たちは類は友を呼ぶといった似た者同士が仲良くなりやすい「類似性の法則」という心理効果が加わって、保護者同士のつながりが深まったりします。
一度自己紹介を考えてみてはいかがでしょう?
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