怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【親の自己紹介はこんなに簡単】
春の参観日&PTA総会シーズン。
もう終わったという学校もあるようです。
参観日やPTA総会後は学級懇談会や役員顔合わせなどありますよね。
そんなとき、自己紹介する場面あります。
何を言おうか困ったことないですか?
または、当たり障りないこと言っておくだけじゃないですか?
保護者の興味あることを話した自己紹介
せっかくの出会いです。
お互いをよく知ってもらえば、買い物中に出会ったときにも声をかけやすいです。
ところが、たった1回の自己紹介では名前を憶えてもらいにくいんですよね。
だから、印象に残る一言があるといいと思います。
PTA総会で転任者のあいさつを一人ずつしたとき、僕はこんな自己紹介をしました。
「K中学校より参りました稲田尚久と申します。K中学校ではプレハブ校舎へ引越しをし、そして新校舎への引越しを終えて、3カ月しか住めていません。O中学校も校舎改築の予定があるそうなので、校舎引越し要員として移動させられたのではないかと思いますが、今度は3カ月住んですぐ移動はないと信じております。よろしくお願いいたします。」
8年くらい前のことなので一言一句まで覚えていませんが、結構受けていましたよ。
PTA総会で校舎改築について校長から説明があった後でした。
保護者としても、とても興味ある部分。
興味ある部分を刺激されると、聞いている人にビビッと引っかかってくれます。
子どものエピソードを入れると印象に残る
では親が自己紹介するときはどうするか?
子どものエピソードを入れるといいんです。
「〇〇から通っています。▢▢の父です。よろしくお願いします」
これがよくあるパターン。
なにか子どもとのエピソードなど入れてみるんです。
例えば、うちの場合だったら
「高校生になっても『なあオトン耳掻いて』ってきてくれます。稲田◯◯の父です。よろしくお願いします」
これは我が家ではないですが
「親子で関ジャニの大ファンで、こないだ渋谷君が脱退して娘と一緒に一晩泣いていました」
こんなのも、印象に残りますよね。
子どものちょっといいところとか、おもしろいところ、エピソードなどを探してみてください。
きっと何かあるはずです。
子どものエピソードに「でも」「実は」が入ると印象に残る
ネタ探しはいくらでもありますよ。
・得意な教科、不得意な教科。
・やっている部活動
・思春期になっての変化
・最近子どもへイラっとしたこと
例えば、不得意な教科で話をするとき
「数学が大嫌いな息子です」
だけで終わると印象に残りません。
「数学が大嫌いな息子です。でも数学の〇〇先生のことは大好きで、担任になってもらえて喜んでいます」
「数学が大嫌いな息子です。実は私も大嫌いで高校のときは赤点取りました」
このように、「でも」とか「実は」といった内容が付け加えられると効果的。
一度考えてみてはいかがでしょう?
ただし、我が子自慢になると逆効果。
周りに引かれてしまいますのでご注意を。
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