子どもの学校の雰囲気は実は〇〇を見ればわかる
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
お子さんを預けている学校の雰囲気。
親としてはすごく気になりますよね。
僕は教師でもありましたが、父親でもあるので両方の立場がよくわかります。
自分の子どもが通っている学校の様子ってどんな感じなんだろう?
参観日に行くときは、できるだけ休み時間や掃除時間から行って様子を見たりしたこともあります。
でも、一番見ておくと良いのは何か?
先生どうしの会話でわかる学校の雰囲気
あー、この学校ギスギスしているなって感じるとき。
それは、先生どうしの会話から感じるんです。
特に、ベテラン先生と若い先生の関係。
若い先生がベテラン先生に対して、敬語を使うのはあたりまえです。
でも、そのときの表情に注目してみてください。
すごく、オドオドしながら機嫌を伺うような表情や話し方だったら、要注意。
あまり、良い関係じゃないですよ。
逆に、若い先生が穏やかな表情や笑顔だったら、のびのびと仕事させてもらっている証拠。
先生がのびのびと仕事できているということは、子どもに対してものびのびさせることができているから。
あと、同じくらいの年齢の先生どうしがお互い冗談言い合ったり、ときにはイジリ合ったりできているのもいい関係ですね。
先生どうしのイタズラも必要
僕も年齢が近い同僚とは、いたずらし合ったりしてました。
机の上にある文房具の裏側にセロハンテープ貼って、置いておくとか。
子どもじみてバカバカしいと思うあなた。
そうでもないんです。
疲れて職員室戻ってきたとき、机のうえのペンを取ろうとします。
「ありゃ?取れん?なんじゃこりゃ?・・・。また、やられたあー!。」
その瞬間、ニヤリと僕も同僚もするんですよ。
そこでまた会話も生まれたり、笑い合ったりするわけです。
お互いを信頼し合っているからできることなんですよね。
こんなこともありました。
家に帰ったとき、なんだか重かったなあとカバンを開けるとなんと!
砲丸が入っていたことも。
一人で大笑いしました。
勝手に人のカバンあけるなんてけしからん!
そんなこと思いませんでした。
お互いどこまでやっていいかわかっていたので。
若い頃は、教頭先生の文房具にもやったことあります。
ときには、電話の横にあるボールペンのインクを入れ替えてみたり。
「いなっち、やりやがったな!」
と、当時の教頭先生、笑ってました。
余裕のない教育現場から子ども達に笑顔は生まれない
(いなっち先生26歳。顔が破裂しそう)
20年くらい前のあの頃は、それだけ学校に余裕がありましたね。
全国学力状況調査の順位がどうのこうのなんて言ってませんでしたし。
教師の勤務評価が給与に反映もされてませんでしたし。
僕が勤めてきた学校では感じませんでしたが、いろんな学校の様子をきくと、今の現場はなんだかギスギス感があるようでなりません。
でも、そのギスギス感は子どもへ伝わっていきます。
感情は連鎖します。
特に、イライラや怒りの感情は影響力が強い。
先生が仲良く仕事していれば、子ども達にもその雰囲気は伝わります。
それが、子どもどうしの良い関係へとつながります。
先生が笑顔になれば、子どもも笑顔になれます
教師がイライラして生徒の前に立つことが少なくなるように、そして自分自身の気持ちが楽になるようにしていけるとよいと思います。今まで聞いた講演の中で一番楽しくためになりました。ありがとうございました。
昨年、ある中学校区で保育園から中学校までの先生や職員が集まる研修でアンガーマネジメントを伝えたときにいただいた感想です。
アンガーマネジメントってどんなことか、ご存じない先生もまだまだ多いです。
来月も先生の研修に呼ばれています。
先生がイライラしてたら、先生もしんどいし、子どももしんどいです。
もっともっと、先生へ伝えたい。
それが、先生を救うことになるし、子どもを救うことにもなるからです。
先生、いかがですか?
学校の予算が少ない?
それならそうと、ぶっちゃけ言ってください。
相談乗りますから。
お問い合わせは、下部にあります。
お待ちしてます!
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