怒る?怒らない?その判断基準はこれだ
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
あなたは、怒ることと怒らないことの基準を一定にできていますか?
意外とこれができていない人が多いのでは?
なぜ、怒る基準をいつも一定に保つことが難しいのか?
機嫌で怒るから、怒る基準があいまい
それは【機嫌】に左右されるから。
僕もかつては、家に帰ると機嫌で妻や子どもにあたることが多かったんです。
妻「飲んだビールの缶は自分で持って行ってよ」
機嫌がいい日なら
僕「ほーい」
機嫌が悪い日なら
僕「わかっとるっちゃ!チッ!」
こんな感じだったんです。情けない。
長男が今になって言います。
「昔のお父さんは、テレビのチャンネル取ってと言っただけで、すごくめんどくさそうな顔をしていたから、頼みたいことも頼みにくかった」
長男は僕の顔色をうかがっていたんでしょうね。
怒る・怒らないの基準があいまいだから、長男は僕の顔色を見るしかなかったわけです
怒る基準をいつも同じにするために「べき」の境界線を考える
「べき」の境目が一定かどうかということは、改めて考えると大いにバラツキがあると発見できました。もしかしたら、このことに気づけたことで怒りを客観的に見られるようになるかな?と少し楽しみです。
一昨日の吉備国際大学主催まちなかゼミナールでの感想。
そうなんですよ。すばらしい気づきですね。
腹が立つことがあったらまず6秒まつ。
次に、自分の「べき」と相手の「べき」を考える。
自分はこうすべきと思うけど、相手は違う。
それは、「許せること?許せないこと?」どちらか考える。
許せることなら怒らない。
許せないことなら怒る。
「許せる?許せない?」の境目が「べき」の境目。
じゃあ、どうやって怒るか怒らないかの基準を決めるのか?
「後悔する?後悔しない?」が判断基準
怒って後悔するなら、怒らない方がいい。
怒らず後悔するなら、怒った方がいい。
こうやって、日々考えるクセをつけておくのです。
キーワードは『後悔』なんですね。
習うより慣れろ
本でアンガーマネジメントは勉強したことがあるのですが、イマイチ実践できそうにないと思っていました。今回学べて具体的に行動できそうに感じました。
先ほどの感想の続き。
アンガーマネジメントに関する本はかなり出ています。
どの本もすごくわかりやすくて、僕もときどき自分の復習のために読んでいます。
でも、一番自分の理解を深めるのは、直接学び体験し、練習を重ねることです。
いよいよ今度の日曜日。
まだ、本でしか読んだことないなら、実際に学んでみることをオススメします。
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