〇〇に注目すれば子どもの本当の気持ちがわかる
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです 学校には楽しく通って欲しい。
それは親の願いですよね。
クラスに35人子どもがいれば
35種類の価値観があります。
育った家庭はそれぞれ違うので
親御さんの価値観も35種類となります。
だから、いろんなトラブルも起きます。
児童クラブで仕事をしている知人の話。
「最近、児童クラブへ行きたくないと泣く子どもがいる」
と話しが始まり、いろいろと聴くと
どうやら、この子は上級生から
ちょっとしたいたずらされたことがきっかけのようでした。
こういうとき、あなただったらどうします?
「うちの子が行けないのは上級生のせいだ!」
と言いたくなるかもしれません。
いろいろ状況を聴いていると
行きたくないと言う子どもは
保育園の同級生が少なく
児童クラブにやっと慣れてきた頃。
少し寂しいのかもしれませんね。
一方、いたずらした上級生
家庭で窮屈な想いをしているかもしれない。
いたずらするほうも
いたずらされたほうも
何かしら寂しい思いもしている可能性あるかも?
知人は、いたずらする方も
今の児童クラブが大切な居場所になっているから
一方的に悪いって終わらせたくないそうです。
いたずらされた方も
児童クラブへ行きたくないとダダこねることで
親御さんが迎えに来てくれるので
実は、ダダこねることも目的になっている可能性も考えられるんですよね。
これは、子どもの心に抱えている
第一次感情に目を向けてやる必要があります。
アンガーマネジメントでも度々伝えていますが
第一次感情(さみしい、つらい、不安・・・)が
いっぱいになって、心のコップからあふれると
怒りやイライラした行動につながるんです。
今回紹介した二人の子ども。
実は、第一次感情がいっぱいだった
可能性があるのではないでしょうか?
僕たち親や先生は
子どもの表面的な行動の裏に潜む
第一次感情に注目するという意識
いつも持っておいたほうがいいですね。
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