子どもへ言いたいことを減らす勇気を持つ
怒りの取扱いアドバイザーいなっちです
２日間のアンガーマネジメントファシリテーター養成講座オブザーバー参加終了。
一度学んだ内容ですが、新たな内容や新しい発見など、とっても新鮮で勉強になりました。
「言いたいことを言いすぎると伝わらない」
改めて気づかされました。
学校現場に勤めていた時、生徒に対して
あれやこれや言いたいこと言っても、生徒にはほとんど残ってないんです。
それよりも、絶対にこれだけは伝えたい
たった一つのことに絞って伝えた方が、心に残っていましたね。
子育てでも同じですよね。
一度にたくさんの情報量は、子どもには伝わらないんですよ。
捨てる勇気も必要です。
もう一つの気づきは
「アンガーマネジメント入門講座」
内容の完成度の高さ。
僕は、子育て講座から企業研修まで「アンガーマネジメント入門講座」をベースに、依頼先の対象者や時間に応じて、アレンジしています。
今回改めて感じたことが
「基本を大事にする」ということ。
料理でもそうですが、素材が良いのに調味料を使いすぎてしまうとか、火の強さを間違えるとか、調理の仕方しだいで素材の良さが消えてしまうこともありますよね。
アンガーマネジメントも同じだなあと思ったんです。
ずっと、自分だけでやっていると知らず知らずのうちに
自分だけの勝手な解釈になってしまい
受講者の目線を忘れて、自己満足になってしまうのですよね。
今回は、初めてアンガーマネジメント学んだ時の気持ちになって
オブザーブ受講したことで、受講者の視点で考えることができました。
伝えたいことがいっぱいあるのは大切ですが
「あれも伝えたい、これも伝えたい・・・」
そうやってしまうと、何が一番大切なのか？
聞いている人はわからなくなってしまいます。
本当に伝えたいことだけに絞り、余計なものをそぎ落とす。
アンガーマネジメントに限らず
あなたのやっている仕事、勉強など
時には、基本に立ち返ることも必要だと思います。
「伝えたいことは一つに絞る」
「基本を大切にする」
いろんな場面で意識してみてはいかがですか？
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