子どもの自己肯定感の高め方とは?
怒りの取り扱いアドバイザー
いなっちです
子どもの全てを認めること
それが自己肯定感につながります
前回のブログで
子どもの自己肯定感について書きました
自己肯定感を高めるには
親が子どもの長所も短所も
すべて受け入れられるか?
そこが一番大切ですね
自己肯定感は
自尊感情とも言ったり
セルフエスティームとも言ったりします
ここでは自己肯定感で表現させていただきますね
さて、この自己肯定感ですが
なんとか高めてやろうと
『褒めたり、おだてたり』
したことありませんか?
これをやみくもにやってしまうと
逆効果なんです
正当な評価をすれば
子ども「認められた」と納得でき
自己肯定感のアップにつながりますよ
特に親が子どもを褒める時って
親の基準で褒めているのです
例えば
・テストの点数が上がった
・試合で勝った
・手伝いをしてくれた
このことについて
褒めるのは誰でもしますよね
これらは、あくまでも
親の視点で良いと思っていること
親が心地良いと感じていること
だから、簡単に褒められます
この基準ばかりで褒めていると
子どもは
「良い結果が出ないと認めてもらえない」
「親がうれしいことをしないと認めてもらえない」
という気持ちが生まれ
親に認めてもらおうと
ありとあらゆる手段でがんばります
でも、人生は結果が出ないことの方が多いです
結果が出ないときには
叱咤激励される
これでは、自己肯定感は高まりませんよね
結果が出なかったとき
失敗したときこそ
子どもを認めてやる必要があります
・テストの点数が下がった
・試合で勝てなかった
褒める所はないのでしょうか?
いえいえ、そんなはずないですよ
子どもにしてみれば
・点数は上がらなかったけど、テスト勉強の時間を増やした
・試合で勝てなかったけど、自分の納得するプレーができた
うまくいかなかった中にも
子どもなりの手応えを感じているときがあります
小さなことでも
親は見つけて認めてやれるといいですね
逆に
全然うまくいかず
子どもが手応えを感じなかったとき
褒められても
子どもはうれしくないですし
励みにもなりませんよね
そんなときは
ムリに声かけなくていいですし
「お疲れさん」
の一言で充分でしょう
そして、一番大切なことは
「うまく子どもを認めてやれなかった」
と、親が自分を責めないこと
子育てに完璧なんてありませんよ
うまくやろうとすればするほど
苦しいんです
親の自己肯定感が低くては
子どもの自己肯定感は高まりませんから
親も子どもも失敗しながら成長できる
私はそれでいいと思います
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