ネット依存の小学生中学生、日常生活でイライラ、その対策は?
こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
ネット依存の小中校生6.4%、日常生活でイライラ、ネット上でトラブルも…兵庫県の初調査で判明
産経WESTより
このような記事を見つけました。
依存傾向者の割合は
小学生1.4%
中学生6.6%
高校生8.3%
ということです。
1日4時間以上のネット利用者は
小学生14%
中学生19%
高校生31%
ということです。
依存傾向者のうち
32%が「午前0時以降に就寝する」
84%が「日常生活でイライラする」と
41%が「ネット上でトラブルになったことがある」
ということで、やはりネットの影響は大きいんですよね。
うちの中3娘もスマホは持たせていませんが
タブレットを使っていますので、使用する時間には気をつけています。
実際、学校現場では生徒同士のネットによるトラブルがあります。
最近の中学生で多いのが
LINEによるトラブル
勝手に他人の写真をアップしたり
噂や悪口を書いたり・・・。
親や教師の知らないところで行われているので
わかったときには、大きなことになっていることもあります。
多くの場合が
「冗談のつもりで」とか「おもしろ半分で」
なんてことや
「腹が立っったから」とか「仕返しに」
というのもあります。
そんなときに
アンガーマネジメントを学んでいれば
大きなトラブルにならなかったのではないかと思うのです。
腹が立っても『6秒待つ』
まずはこれが基本。
反射的にLINEに送信は危険すぎます。
送信された内容は残ってしまいますからね。
そして、怒るときの約束をお子さんへ伝えて欲しいのです。
①人を傷つけない
②自分を傷つけない
③モノにあたらない
この3つの約束は、小さいお子さんでもわかります。
LINEでのトラブルは
目の前に、相手がいないので
相手の反応もわかりませんから
つい、怒りの感情にまかせて書き込んでしまう。
結果的に、大変なことになって
後悔することになるんですよね。
こういったネット上のトラブルに巻き込まれないためにも
アンガーマネジメントは大いに役に立つのです。
後悔しない人生を子ども達には送ってもらいたいです。
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