こんにちは。いなっちです。
今日はけ教育本の紹介です。
授業力&学級経営力10月号(明治図書)
特集【子どもが伸びる!愛と技術の「叱り方」】
その中で一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事 戸田久美さんが
『アンガーマネジメントで後悔しない叱り方をしよう』
というテーマで書かれています。
2ページという限られた紙面なのですが、アンガーマネジメントの基本をしっかりと押さえられていてわかりやすいです。
大まかな内容を紹介しますと次の3点
1.アンガーマネジメントとは
2.6秒待とう
3.「べき」の境界線を明確に!
私が特に印象に残ったのが
「べき」の境界線を明確に!
のところです。
「べき」は先生と生徒とで程度が違うんですよね。
本に書かれている内容から引用します。
「掃除はきちんとするべき」と言う場合も「きちんと」の程度は人によって違うため、「何を、どのようにするのか」など、「そこまで言わなくてもわかるはず」と思わず、共通認識になるように伝えること。
そうなんですよね。
先生は「これくらいのことは常識だ」とか「中学生なのだからわかって当然」と思っていても、実は生徒はそうでないこともよくあります。
掃除の「きちんとすべき」についても
「しゃべらず隅々まで掃くべき」と思っている先生。
「話をしながらでも言われたことはやっていれば、きちんと掃除できているはず」と思っている生徒。
こういった「べき」の大きなズレで、先生は叱ったりします。
でも生徒は「きちんとしている」つもりなので
「なんで先生は怒るの?意味わからんし、ウザッ!」
ってなことにもなったりするんですよね。
こうならないためには
どうすることがきちんとした掃除なのかを、あらかじめ生徒へ具体的に示しておくことが大切です。
これは学校に限らず、家庭や職場などでもあてはまるのではないでしょうか?
家族へも、部下や同僚へも、さまざまな場面で
「こういうときはこうするべき」
と具体的な言葉でお互い確認しておくことがとても大切です。
ぜひ意識してみましょう。
さらにこの本には
・叱り方の秘術-基本編
・子どもの心にスッとはいる叱り方原則
・子どもが伸びる!上手な叱り方
・特別支援の子どもに届く叱り方
・「叱り力」アップのための理論アラカルト
という叱り方の特集が掲載されていますので、学校関係じゃなくてもなかなか参考になりますよ。
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