こんにちは。いなっちです。
一昨日から岡山県中体連スキー部強化合宿の引率へ行ってました。
私の勤務校にはスキー部はないので顧問はいませんが、中体連主催のものは必ず出場する生徒の所属校教職員が引率しなければいけないので、今回初めて行ってきました。
初日は鳥取県鏡ヶ成。特に役割もないので、生徒の活動を見ていました。
山へ走って登るトレーニングが始まり、せっかくなので自分もやって体験してみようと思いチャレンジしてみました。
この山です。
象山といいます。
走った距離をスマホアプリで計測してみたところ、約2.5km。
普段は週に1回程度は5~10km走っているので、ある程度自信があったのですが
自信はことごとく打ち砕かれました。
想像以上に階段状の登山道がきつく、さらに暑さが体力を消耗。
途中からは走れず歩いて登り、下山で軽く走りました。
中高生の早い男子はこれを5~6本行います。
女子で3本~4本。
おそるべし中高生。
走り終えてしっかり休憩とると、なんだかもう1本行けそうな気がして、行っちゃいました。
1本目はタイムが約24分でしたが、2本目は22分20秒。
トップの速い中学生は14分台、男子の多くは20分切ってましたので全然だめです。
45を今年迎えようというおっさんが張り合えるわけがないですよね。
でもやってみて、生徒達のやっていることのすごさを初めて理解できました。
見ていて「しんどいんだろうなあ」くらいは感じていましたが
登山道がどうなっているか?
どのあたりがきついのか?
どんなことに気を付けて走っているのか?
なんて、走ってみないとわかりませんよね。
さらに生徒達は走り終えてから次のスタートまで、私のようにしっかり休憩できません。
体験してみていろんなことがわかりました。
今朝何げなく見ていたニュースに全盲で78歳の男性のことが放送されていました。
その方は40歳頃から目が見えなくなったそうですが、持ち前の明るさとチャレンジ精神でマラソンや登山に挑戦されています。
インタビューでその方が言われていた言葉がとても印象的でした。
「目が見えなくなってからのほうが幸せに感じる。見えなくなって初めて、人の優しさや思いやりを感じることができた。川の流れや風の音を聴いて風景を想像することが楽しい。」
メモをとっていなかったので、インタビューで話されていた言葉通りではないことをご了承ください。
この言葉を聞いて、今回の自分の体験とも重なったんですよね。
もちろん自分の体験なんて、この男性の体験やチャレンジされていることに比べれば、ちっぽけなことですので、同じように考えるのは失礼なことかもしれません。
ただ、いつも私が思うのは
自分に起こる出来事を自分の力で
「変えられる?変えられない?」
を考え、変えられないことならば現実的で具体的な対処法を考えることが大切だと考えます。
アンガーマネジメントでいう「分かれ道」の考え方ですね。
男性は目が不自由になった時点できっと、目の見えないことは自分で変えられないけれど、自分の生き方は自分の努力で変えられると考えたのでしょう。
自分の状況を受け入れ、精一杯楽しんで生きることの大切さを感じました。
たまたま見たテレビでしたが、自分のことと重なりとても心に残りました。
そして体には、歩くたびに感じるふくらはぎの筋肉痛がしっかり残っています。
人気ブログランキング参加中。クリックよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
2015
04Aug
あなたの見方を変えるだけで人生は大きく変わります
注目の記事!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。