こんにちは。いなっちです。
今日も子育てについて第三弾。
今回は「我が子の子育て」について、妻との対談編。
私：「子育ては、ほんと迷惑かけたけど、どんなことで苦労した？」

妻：「長男が１歳半から３歳までの１年半の間、視界に入った人を突き飛ばしまくってたんよ。それで、私は毎日のように謝り続けた。自分が生きてきた中で、こんなに惨めで恥ずかしい思いをしたことなかったのよ。」

私：「愛知県で育って、愛知県から出たことのないあなたにとっては、子育てだけでなく、見知らぬ土地で過ごすいろんなことが初めてで大変だったんだろうね。」

妻：「うん、とてもつらかったけど、心のどこかで『これは一生続くものではない』という確信というか、いつかは終わるだろうと歯を食いしばってがんばったなあ。」

私：「ほんとに、すまなかったなあ。ありがとう。子どもにイライラをぶつけないために、自分から児童館へ行って、ママ友を作っていってたね。」

妻：「そうそう。そのとき、自分のつらさを子どもにぶつけていたら、自分に自信のない子になったり、他人に暴力を振るう子になったりしたかもしれないよね。だから、４歳からは、人に優しく、友達の多いモテモテの男の子になったよ。」

私：「おかげで、自分からどんどん人生を開拓していくたくましい息子になったなあ。」

妻：「ほんと、今は立派な大学生になったね。」

いろんなことに興味を持って、体で覚えていった息子。
今は、映像の勉強に夢中。

さて、今日は職場で同僚とこんな会話をしました。

同僚：「また、子どもが熱出したんで帰らなきゃいけないんですよ。」

私：「そのおかげで、子どもに手をかけられていいじゃない？」

同僚：「めっちゃ前向きに考えられますね。」

私：「そうやって今、子どもに手をかけていれば、人をいじめたりする子にならないから。」

手のかかる時期は、ほんとに大変です。
でも、過ぎてしまえばあっという間。
この大変な時期が子育ての基礎基本になるんです。
スポーツでも勉強でもあらゆることに、基礎基本は大切ですよね。
基礎基本ができて初めて、次のステップへ進むことができます。
子育ても同じ。

子育ての基礎基本は手をかけること

しっかり手をかけて育てた子どもは、自分で次のステップへ進む力を身につけていきます。
「うちの子は手がかかって大変。」
というお父さんやお母さん。

手がかかった分だけ、子どもは安心して育っていきます。
親との信頼関係がちゃんと築かれます。
自分のことも信じ、人のことも信じることができます。
そういう子どもは、人を傷つけるようなことをしません。

だから、子育てがんばってくださいね。