こんにちは。いなっちです。
今日は妻から聞いた話。
市役所へ児童手当に必要な書類を取りに行ったときのこと。
2階へ向かって階段を上るにつれて
男性の怒鳴り声が聞こえてきたそうです。
2階へ到着すると
「なんでここで払えんのならあ!」
何かの税金を納めに来ていた70代くらいの男性。
見た目もいたって普通。
でも、ものすごい勢いで怒鳴り散らす。
職員:「1階の銀行窓口でしか、納められないんです。」
と、申し訳なさそうにペコペコと丁寧に受け応え。
男性:「前は、ここで納めれたんじゃあー!」
職員:「申し訳ございません。1階の銀行窓口へ行っていただけないですか?」
男性:「なら、おまえが行け!」
しばらく同じような問答。
職員が丁寧に説明しても怒りは治まるどころかヒートアップ。
男性:「わしは、おまえに行ってもらいたい!」
文章では伝わりにくいですが
かなり、感情も高ぶり威圧的な様子だったようです。
周りの人は冷ややかな目や
いい年こいて情けないなあという苦笑い。
結局、上司らしき職員が出てきてゆっくり話を聴きながら
だんだんとその男性も落ち着いてきていたようです。
さて、アンガーマネジメント的に考えてみましょう。
まず、この男性。
『怒りの強度が強い』
タイプですね。
アンガーマネジメントは
怒らなくなることではなく、怒ってもいいんです。
怒る必要があることか?
怒る必要がないことか?
を自分で選んで、後悔しない生き方をしましょう。
という考え方なんですね。
でも、次の4つの怒り方はよくないのです。
①強度が強い
②持続性がある
③頻度が高い
④攻撃性がある
①強度が強い人の特徴は
怒り切るまで怒らないと気がすまない
いったん怒ると、自分を抑えることができず、まわりのことが気にならなくなる。
市役所のような大勢の人がいる場で、大声で怒鳴り散らすなんて
冷静に考えたらできませんからね。
もしかしたら
②持続性もあったかもしれません。
以前から、市に対してや、税金の金額などについてずっと不満を持ち続けていたことも考えられます。
怒りは長く続くと
恨み
に変わり、最初は小さな怒りも時間とともに大きくふくらんでしまうんですよね。
さらに、他人へ怒りをぶつける
④攻撃性もありますね。
今日の出来事を聞いて
まだまだ、アンガーマネジメントはこれからなんだなと
あらためて感じたのでした。
そして、男性からの怒りを受けた職員のかたが
家に帰って家族へ仕事のイライラをぶつけないことを祈るばかりです。
怒りは、高いところから低いところへ流れるんです。
2015
01Jun
あなたの怒り大丈夫ですか?
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