岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
アンガーマネジメントファシリテーター養成講座を受けようかどうしようかを迷っていらっしゃる方から、日本アンガーマネジメント協会を通して、妻へ質問がありました。
この方は、アンガーマネジメントを身につけてからどのような変化があったかを知りたいそうです。
ブログを見られている方で、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座を受けようか迷ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんので、妻の書いた質問への回答の一部を載せますね。
私も現在大学生・高校生・中学生3人の子育て中であり、仕事でも小学校・中学校で様々な問題を抱えた子ども達の対応に追われているので、「怒り」に限らず「不安」「焦り」などの感情コントロールは生活の中で欠かせないものとなっています。
アンガーマネジメントを身につけてからの変化ということですが、我が家の長男が3歳までかなり手のかかる忙しい子どもだったため、元養護教諭の直観と申しますか、「この子は叱って育てたら、とんでもないことになりそうな気がする」と思ったのです。(書きだしたら長いので、ここまでで)
そこで育児本を読みあさり、他の方の子育て方法を聞きながら、自分自身の感情をコントロールし、子どもへの効果的な声かけを意識したのです。すると徐々にコミュニケーションがよりスムーズになり、叱ることが少なく(必要なく)なっていきました。要件を穏やかに伝えるだけでいいのです。怒って、大事な時間とエネルギーを使い果たしてしまうことが減りました。
アンガーマネジメントは、現在の仕事がいわゆる「荒れた学校」に配属されることが多いので、何か役に立つのではと思い勉強しました。すると、私が子育てで実践してきたことが、とてもシンプルに理論化された内容であることに気づきました。
感情の起伏の激しい情緒障がい児や愛着障害傾向の子どもに対応するときも穏やかに接することができます。また、保護者カウンセリングをスムーズに進める時にも、情報と感情の整理に役に立ちます。
校内の先生方向けの研修や保護者向け研修を何校か実施しましたが、子どもとのかかわりの中で感情的になって後悔しない、気持ちの良いコミュニケーション作りに役立てて頂いてます。
子ども向けについては私はこれからですが、本協会の他のファシリテーターの方々が着々とノウハウの研究を進めています。
もちろん家庭生活円満にもいいですよ。主人が「アンガーマネジメント&子育て~夫婦のブログ」と題してブログを公開しているので、よろしければご一読くださいね。
ファシリテーター養成講座の参加をご検討中なのですね。私は自分が実施する研修のネタになれば、という思いもあって受講しましたが、内容も良いのですが、アンガーマネジメントを通した志の高い方々とのご縁が出来て、日々刺激を受けることが自分の生活に元気を与えてくれていることを実感しています。
妻の回答さすがですね。尊敬します。まゆみ様々です。
アンガーマネジメントファシリテーターになるにはお金がかかります。
けれども、そのかわりにものすごく多くのメリットがありました。
興味を持たれた方は、まずは日本アンガーマネジメント協会のホームページをご覧になって、入門講座を受けてみてはいかがでしょうか?
私自身は公立中学校教員(当時2015年、2017年講師として独立)ですので協会主催の入門講座を自分から開催することはできませんが、企業研修、子育てサークルや地域の公民館講座などの学びの場、教育委員会や学校・PTA関係の研修などへ講師として呼んでいただくことでしたら可能です。
今週も病院の健康教室から依頼を頂いています。
また、お友達や主婦仲間で集まって勉強会開くから来て欲しいとかもOKです。
私が初めて講座をさせていただいたのも、知り合いが友達を集めて勉強したいからということからでした。
まだまだ、アンガーマネジメントの認知度は低いですから、ぜひとも多くの方へ広めていきたいです。
特に私たち夫婦は、子育てや教育、夫婦関係などは得意中の得意分野です。
いつか夫婦やカップル向け講座をやってみたいですね。
興味のある方は、ぜひご連絡ください。
ここまでは当時のブログ。
あれから3年後、私はどうなった?
アンガーマネジメントの講演や研修を中心に講師活動
(2017年7月RSK山陽放送イブニングニュース出演)
2017年4月に24年間の教師生活を早期退職。
詳しくはこちらをご覧ください
→教師を早期退職して生活できる?自分の強みは意外な所にあった
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