子どもは失敗を経験して困るから成長できる
こんにちは。いなっちです。
昨日のブログで、親の都合で子育てしてはいけないことを書きました。
今日は子どもの失敗について。
失敗を責める親が結構います。
「なんで、いつもそうなの!」
「どうして、こんなことになるの!」
こういう言われ方を日常されると、子どもは自分の失敗に罪を感じるようになります。
子どもは失敗するもの。
失敗したことで次への成長へつながるんです。
責めるのではなく、次につながる声かけをしてやってほしいです。
「なんで」「いつも」「どうして」
は、相手を責める言葉なので、出来る限りやめましょう。
「どうすれば、こうならない?」
「どうやったら、うまくいく?」
といった、前向きな声かけにしましょう。
学校現場でも、忘れ物をした生徒へお家から物が届くことがよくあります。
親御さんは、子どもが困らないようにと思っての優しさなのでしょう。
でも、本当にそれが優しさなのでしょうか?
「困る」という経験も大切なんです。
忘れたことで、次からは絶対に忘れない工夫を子どもは考えます。
忘れても、忘れ物が届く習慣が身につくと、子どもは考える力が身につきません。
さらには、忘れ物が届かなかったときに
「なんで、届けてくれないの?届けてくれなかったせいで今日は大変だったよ。」
というような、人のせいにする悪習慣まで身についてしまいます。
気をつけましょう。
そういう私も、お弁当の日に忘れて仕事へ行ったときのこと。
妻から電話。
妻:「お弁当忘れた言ったでしょ。」
私:「あっ、そうだった・・・・・。だって、いつものカバンの横に置いてくれてないから。」
これは、いけません。
朝から弁当作ってくれたのに、完全に妻のせいにしています。
この後、妻がどういう反応をしたかは、皆さんのご想像にお任せします。
イラッとしない思考術 (2014/11/26) 安藤 俊介 |
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