そもそも自分にとって心地良いことに制限かけられるって、人にとっては一番ストレスになります。大人でもそうでしょ?
だから「静かにしなさい!」って、怒るだけでは効果はないです。
それなのに言うことを聞かなければ、さらに大声で怒る。威圧的な怒り方で無理やり抑え込む。それをすればするほど、子どもの存在を否定することになって、子どものストレスはどこかで発散しなくてはいけなくなってしまいます。
こういう場合、子どもが実行可能なことを具体的に提案してやったほうがいいですね。
「なにか言いたくなったら、まず手を挙げて先生に『どうぞ』って言われてからにしてもらえるかな?」といった感じです。
すぐにできるかどうかはわかりませんが、もしそれができたときには「先生がお願いしたことができたね。ありがとう!」って喜んであげるんです。
これは家庭でも同じ。できないことを怒るばかりするより、できたことを喜んだり感謝を伝える。地道な繰り返しになりますが、そうやっていくうちに、子どもは『お母さんは喜んでくれる』『感謝の言葉を言ってくれる』ということに心地良さを感じていきます。
マイナス行動に注目するより、プラス行動に注目すれば、だんだんと子どもの行動が変化し始めていくんですよ。
でも時間はかかります。だからこそ、親も教師もアンガーマネジメントを学んでおく必要があるんです。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ