甲子園のガッツポーズはダメ?親も子供の努力に喜びを爆発させる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
甲子園での熱戦。
素晴らしいですねー!
岡山県代表の創志学園。
残念ながら、下関国際に惜敗。
でも、下関国際は創始学園と2回行った練習試合では勝てず、何としてでも勝とうという気迫がすごかった。
さらに、2005年に部員が一人だった状況から立て直した監督を胴上げしたいという部員の想いが結集されていて、素晴らしいです。
甲子園で高校野球のガッツポーズはダメなのか?
創志学園の西投手も素晴らしかったです。
初戦の16奪三振。
気迫のこもった投球。
野球未経験者の僕でも、楽しめました。
ところが、西投手のガッツポーズに試合途中で球審が注意をしたとのこと。
このガッツポーズについては、スポーツによって受け止め方が違うようです。
また、国によっても違ったりします。
僕はこのブログで、良いか悪いかなどを書くつもりはないです。
高校球児ではなかったし、野球経験も軟式野球同好会の幽霊部員でしたから、偉そうなこといえません。
でも、ガッツポーズってそんなにダメなの?
子供の吹奏楽コンクールでガッツポーズで叫んだ父親
僕はものすごく嬉しい時にガッツポーズしてました。
というか、自然と出ました。
それは、2013年8月26日倉敷市民会館。
全日本吹奏楽コンクール中国大会。演奏が終わり、いよいよ結果発表。
結果発表は会場に入れなかったので、会場入口のギリギリのところでホールから流れてくる放送を聞いていました。
僕の後ろには、同じく入れないいろんな学校の保護者やOBOGの人たちがいます。
子ども達は全国大会へ出られなかった悔しさを2年間味わい、今年こそはという思いで保護者も一体となって頑張ってました。
さらに、我が子はこれが高校最後のコンクール。
ここで終わりになるかもしれないのです。
そして、いよいよ放送が聞こえてきました。
「それでは全日本吹奏楽コンクール、中国地区からの推薦校を発表します」
それまでのザワザワ感から、心臓の鼓動も感じるほどの会場全体が凍りつくような静けさ。
・・・・・。
親だって子供の努力をガッツポーズで喜ぶ
「明誠学院高等学校」
それを聞いた途端、反射的に後ろへいる同じ学校の保護者や卒業生へ向かって
「やったー!よっしゃあー!!」
と大声を張り上げ、そのまま外の駐車場で待っていた妻や他の保護者のところへダッシュ。
「やったあー!!!」
と、まるで裁判で勝訴を勝ち取ったときのように、叫びながら出て行ったことを忘れることができません。
苦労を重ねて勝ち取った最高の結果。
それは子どもたちの努力なのですが、保護者会もできる限りのことをやってきていたし、我が子が一人暮らししながら頑張っていた姿を知っていたので、親としての喜びも爆発。
こんなとき、他校のことなんて考えてません。
とにかく我が子たちの学校が全国決めたこと。
「うれしい!」
もう、この言葉だけ。
ガッツポーズの方法とか冷静に考えられませんよ。
冷静に考えられる人もいるのかもしれませんが、僕には無理でした。
感情を表現するのは人間にとって自然なこと
感情は怒りも悲しみも喜びも必要だからあるんす。
どの感情も良い悪いはない。
ただし、その表現方法によっては、人を傷つけたり不快にします。
特に怒りの感情。
だからアンガーマネジメントが必要になります。
でも、喜びは傷つけるんですかねえ?
明らかに人を馬鹿にする喜びの表現は論外ですけど。
一生懸命にプレーしていて喜びを表現する。
それを見て傷つく人って、自分を変えることより、人を変えようとする気持ちのほうが強いんじゃないでしょうか?
野球は『アンリトゥン・ルール』という書かれざる規則があるそうです。
それによれば、ガッツポーズは禁止。
それを守って、紳士的なプレーをしている選手もいます。
僕からすれば、こう言いたい。
「どっちもオッケー!」
いろんなスタイルがあってもいいと思うんですよ。
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