感情の共有は必要!思春期の親子関係を良くする方法
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
さて、昨日のこと。
届いた新品の電気シェーバー。
その箱をテーブルへ置きました。
僕の悪い癖は、商品が届くと包装されていた箱をそのまま置いておくこと。
でも目の前に妻がいたのでそれに気づいたのです。
「自分のモノは自分で処分して当然!」
と言って、すぐに片付けの行動。
妻の喜びの声に驚きと嬉しさを感じた
すると妻は
「まあー!成長したねー!」
と、予想外の言葉が返ってきたのです。
それも、お世辞ではなく本当に喜んでる表情。
僕はてっきり
「そんなの、当たり前でしょ!」
って、鼻で笑われると予想。
予想外でしたが、妻から言われる言葉に僕も嬉しかったですね。
妻は、僕の気持ちをわかってくれます。
仕事から帰れば
「お疲れ~、今日も講演がんばったね!」
もちろん、僕もそうするように心がけていますよ。
気持ちを共有してもらえると、嬉しいし安心します。
これって、子どもへの関わり方でも同じですよね。
親だって家族に気持ちをわかってほしい
子どもが家に帰ってきて
「あ~、疲れたあ~」
って言うことがあります。
僕たち親も仕事から帰って、同じこといいますよね。
そのとき、家族からどういう反応がほしいですか?
A.ご飯にするから早くお風呂に入って!
B.お疲れさま。
C.私だって疲れてるし
D.そうなの?
E.何も言わない
おそらく、Bじゃないですか?
だって、気持ちをわかってもらいたいですからね。
子どもの当たり前の行動にも親は反応してやること
親だって、自分の気持ちをわかってほしい。
子どもだって、同じですよね。
親が自分の気持ちをわかってくれる。
それは安心感につながります。
何気ない言葉でも、必ず反応しておく。
これは、親子にかぎらず、夫婦も同じ。
家族以外でも、職場でも同じですよね。
思春期の感情を親が共有してやると親子関係はよくなります
思春期は感情の起伏も大きくなりがち。
子どもも不安やストレス抱えます。
・勉強や成績、進路のこと。
・友達など、人間関係
・恋愛や体の変化
・親や先生との関係
今まで以上に、他者との違いに敏感です。
そんな不安定な気持ちを受け止めてやる。
そうすれば、子どもも安心しますよ。
思春期に親から言ってほしかったことを思い出してみましょう
反抗的、生意気なことも増える思春期。
思わず子どもへイライラして怒りをぶつけたくなりますよね。
親子だからぶつかり合うのもいいです。
でも、できれば毎日は闘いたくないでしょ?
だから感情的にに言いたくなった時、ちょっと待ってください。
そして、次のことを考えるのです。
自分が思春期で不安な時、親からどう言ってほしかったか?
・どう言われると、嫌だった?
・どう言われると、安心した?
これを考えて、子どもへ声かけてみましょう。
そのためには、まず親の感情コントロール。
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