岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
母親との関係が人生に大きな影響を与える。
母子の愛着形成が子どもに大きな影響与えるんです。
『母という病』(ポプラ社)
著者:岡田尊司
この本を読みながら、改めて考えさせられました。
この本はすごく中身が濃いです。
母親は子どもにとって神という唯一絶対の存在
序章ですでにもう考えさせられます。
子どもにとって、母親は唯一絶対の存在であっても、母親にとってはそうでないことも起きる。
母親が子どもを幼い頃のままに、思い通りに支配し続けるという場合もある。
幼い子どもにとって母親は神のようなものだ。
神のような存在に逆らうことなどできない。
母親に愛されたいがゆえに、子どもは母親の期待することに応えようとする。
しかし、いつまでもその関係を続けることは、子どもが自分自身を確立し、自立していくというプロセスを妨げてしまう。
(序章の抜粋)
子どもにとって、母親は無償の愛でつながっているはずなんですよね。
でも、いろんな事情でそうならないこともあります。
著者は、乳幼児期の母子間の愛着形成の大切さを訴えています。
僕もその通りだと思います。
じゃあ、お母さんにすべてをまかせておけばいいの?
それは大間違い!
子どもに四六時中関わっているお母さん。
男性が思う以上のストレスも感じます。
仕事とは違うんですよね。
出勤して、じゃあこれから仕事する。
そんなことではないんです。
こんな偉そうなこと言っている僕も、妻の苦労をわからずにいたのです。
妻の子育ての苦労を理解していたつもりの夫だった
自分は働いている。
妻は子育てに専念している。
うまくバランスとれていると勘違いしていました。
あの頃にタイムマシーンで戻れるなら
そのときの僕を思いっきり怒ってやりたい。
それくらい、僕は自分勝手な過ごし方をしていたと思います。
でも、妻は養護教諭時代の経験や
自分自身の親子関係について悩み苦しんだ末に学んだことから
母子間の愛着形成の大切さをよくわかっていました。
だから、子どもに対する接し方がすばらしかったと
僕は感謝しています。
この本を読んでいて
母親との関係に苦しみ悩む人がいること。
そして、そのことに気づかず苦しんでいる人がいること。
さらに、それが我が子へ大きな影響を与えていること。
こういったことに改めて気づきました。
さらにそれだけではなく、本にはこう書かれています。
表面的には、すごくいい母と子に見えるような場合でさえ、実は子どもの方が、母親に合わせ、支配され、その無理が別の形で表れているというケースも少なくない。
いい子を親の前で演じていることもあるんですよね。
この本はぜひ子育てをしている人、これから子育てする人、男女を問わず読んでほしいです。
僕に今できることは、こうやって反省の気持ちを書き、今子育て真っ最中の人やこれから子育てする人に知ってもらうことなのです。
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