こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
昨日は、私が担任をしていた高校3年生の教え子が、母校へ特別支援学級の見学に一日来ていました。
教育学部の特別支援教育へ推薦入試を急遽決めたので、何も知らないままではいけないということで、見学に来たのです。
一日見学を終えて、きっと慣れないことや気を遣うことも多くて、疲れているだろうと思っていました。
しかし、帰り際に私の所へあいさつに来てこう言ったのです。
「一日いろんなこと経験し教えていただいて、とっても幸せな気持ちでいっぱいです」
それも心の底から充実した笑顔。
そして、最後は涙ぐみながら。
こんな情熱を持った教え子が、将来教壇へ立つ日が楽しみです。
この純粋な気持ちを自分も忘れてはいけない。
教え子から、ハッと気づかされた日でもありました。
教師生活23年目。
大学を出て初めて勤めたのが愛知県東海市の中学校。
失敗ばかりで、しょっちゅう教頭先生から叱られていました。
この写真は年度当初に撮る職員写真なのですが、実はスーツも着ずに適当な服で学校へ行って
「着替えてこい!」
と注意されて、写真を撮る前に着替えてきたのです。
そのときに注意してくれた、大先輩の先生から言われた一言が今でも忘れられません。
「いなっちは、人から言われることを素直に受け入れるのがいい。何も吸ってない新しいスポンジの心を持っているから、いつまでも大切にして欲しいなあ」
この言葉は、当時失敗ばかりで凹んでいた自分をすごく勇気づけてくれました。
今でも、吸収する気持ちを忘れずやっているつもりです。
さて一昨日、中日ドラゴンズの山本昌投手が現役引退をしました。
なんと50歳まで続けて来られたのです。
山本投手のすごかったのは
『変えるのを恐れないこと』
普通は年を重ねていけば、自分の経験も重なり新しいことを取り入れるのに抵抗を感じるものです。
でも山本投手はこう言いました。
「今はフォームを変えたりすることに何の抵抗もない。年をとれば体のメカニズムも変わるんだから、今までのスタイルにこだわらずにどんどん変えなきゃ」
進化し続ける人は、柔軟な心を持っていますね。
私の大先輩が教えてくれた
スポンジの心
そして、今回教え子から気づかされた
仕事へ対する純粋な気持ち
いつまでも忘れず、これからも自分自身を高めていきます。
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