子育て中のパパママ必見、良い人間関係を築ける子供へ成長するコツ
おはようございます。いなっちです。
京都の長男のところから昨日帰ってきました。
長男のアパートは、すっかり自分の砦となっておりまして
パソコンのモニターも2つ。
本棚も中学生の頃は、週刊少年ジャンプだったのが
このように、私には理解不能な本も多く
難しい勉強を楽しんでいることが伝わってきます。
自分のやりたいことを自信をもってどんどん突き進めています。
自分に自信ができてくれば、他者への信頼もできます。
人を好きになって、人と安心して交流できます。
こうして、自分の世界がどんどん広がる。
それで「私」という個がしっかりできてくるわけです。
今まさに長男は試行錯誤しながら、個を作り上げようとしています。
このようなことを思ったのも、最近この本を私も妻も読んでいたからなんですね。
- 作者: 佐々木 正美
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本
この本は以前にも紹介しましたが
妻がこの本を読んで
「この本を読んでいると、安心できる」
と言うので
せっかくですから、大切な部分を紹介していきます。
ではさっそく、この本の
人間関係の発達と課題
というところでですが
社会性の発達の最初のステップは
人を信じるところから始まります。
と精神分析家エリック・H・エリクソンの言葉が書かれています。
人間は小さいときに解決すべき重要な課題を、その時期にきちんと解決しておかなくては
小・中・高と大きくなっても、社会的な人間関係が育てられず
社会に適応できないで苦しむことになってしまう。
と書いています。
さらに「妊娠中から育児が始まっている」と。
妊娠中はお母さんの体の健康だけでなく、心の健康にも気をつけなければならないこと。
赤ちゃんへの思いをいつも自分のなかにしっかりもって
あなたが生まれることを二人で心待ちにしている
という気持ちで、日々生きることがどんなに大切かということ。
赤ちゃんが生まれてからも、1年から3年くらいの間を
よくぞ生まれてくれたという
気持ちで育てれば
子どもはその後ずっと健やかに育ちますよ。
けれど、お母さんがあなたといっしょにいることを苦痛と感じながら育児をしたら
当然赤ちゃんのほうも、お母さんといっしょにいることを苦痛に感じることでしょう。
「基本的信頼感」
を子どもが最初に自分のなかに取り入れる時期に
自分を大切にしてくれる人に出会わなかったら
人を信じることができません。
というようなことが書かれています。
乳幼児期に
「基本的信頼感」を自分に取り入れることができなかったら
あとで取り戻すことが、ものすごく難しいんです。
このことは中学校に長年勤めてきているので、ものすごくよくわかります。
では、今回はこのへんで。
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