こんにちは。いなっちです。
みなさん、お正月を楽しんでますか?
お正月といえば、私はやはりおせち料理とお酒ですね。
家族や親戚が集まってほろ酔い気分でわいわいやるのは最高です。
年末仕事で忙しかったストレスをお正月ですっきりとれれば、イライラや怒りの原因になるネガティブ感情を心の器から抜くことにもつながりますね。
家族や親戚と楽しく会話しながらごちそう食べ、楽しく適量のお酒を飲むことはいいことです。
が、しかし、楽しいはずの年末年始にこんなニュースを発見しました。
12月31日会社の寮の食堂で、おせち料理の準備をしていた男性2人。
おせちの量をめぐって口論になった同僚の29歳男性を刺し、殺人未遂などの疑いで、47歳男性が現行犯逮捕。「『刺せ』といわれたので刺した」と供述。
男性の命に別条はなかったのが幸いですが。
アンガーマネジメント的に原因を考えてみますと、
①心の器にマイナス感情がたまっていた。
日頃から、仕事のストレスなどのマイナス感情が心の器にたまっていたことでしょう。また、加害者と被害者の間にも仕事や寮生活の中で相手に対する不満を抱えていたかもしれません。
②2人の『べき』に大きなギャップがあった。
2人の年齢差は18歳もあります。価値観も大きく違うはず。価値観が違うということは『べき』も大きく違います。
寮生活をしていれば『べき』の違いでイライラすることもあったことでしょう。
年上の者から見れば、最近の若い奴は・・・と思うこともあったはず。
さらに、おせち料理の量は「こうあるべき」というギャップもあったわけですね。
③怒りが持続していた
加害者は①②を抱えて日頃から、被害者に対して怒りを持ち続けていた可能性があります。怒りが持続すると「恨み」にまで発展してしまいます。加害者が恨みを抱えていたかどうかは不明ですが、会社や寮で仲が良かったのならこうはならなかったでしょう。
③アルコールが入っていた。
2人とも午前中から酒を飲みながら会社の忘年会の準備をし、酔っていたそうです。
日頃は押さえていた理性もアルコールによって崩されます。
みなさんいかがですか?
結局、原因はおせち料理の量ではないんですよね。
加害者は被害者に対していつか怒りをぶつけたかった。
きっかけが欲しかっただけです。
「『刺せ』といわれたので刺した」
と言ってますが、これもアルコールが入っていなければ、ここまでならなかったのではないでしょうか?
さて、年末年始はお酒は欠かせませんがお酒に飲まれないよう気をつけたいものです。
今回のブログは自分への戒めも込めています。
さあ、今日も飲むぞー!
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イラッとしない思考術 (2014/11/26) 安藤 俊介 |
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