親子関係に返報性の法則を活かす!親が子供へ肯定的に接すること
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
昨日に引き続き、妻の実家のお義父さんについて。
お義父さんは、僕へ接するときに肯定的な関わり方をしてくれます。
焼肉を焼く息子に感謝と喜び伝える父親
昨日は家で焼肉
焼肉する時、僕は焼き係。
せっせと焼いている僕にお義父さんは
「尚ちゃん(僕のこと)まあー!肉を焼いてくれてありがとね~。もうほんと幸せ」
こうやって、喜びを言葉で伝えてくれます。
さらに、僕に握手を求めてくるんですよ。
こんな当たり前なことにでも、わざわざ声をかけてくれるなんて、すごく嬉しいですね。
言葉とボディータッチ。
日本人男性はこういったことしない人のほうが多いと思います。
だから、すごく新鮮。
雑煮を食べてもご飯を食べるお義父さんはを憎めない
感情を素直に表現できるお義父さん。
感謝の言葉を必ず伝えてくるお義父さん。
けれど、結婚して24年間、毎年同じこといわれるんです。
正月のお雑煮のとき。
お雑煮を食べ終わると
「尚ちゃん、ご飯食べないの?」
「お腹すくよ」
といったことを言われるんですよね。
「お餅食べてご飯まで食べる!?」
結婚当初は理解不能でしたが、これもお義父さんの面白いところ。
毎年正月の挨拶みたいなもの。
だから逆に楽しんでいます。
毎年のことだから、いい加減にしてって言いたくもなるのですが、憎めない。
それはなぜか?
返報性の法則は親子関係を良好にする
『返報性の法則』だから。
簡単に言えば、
・好意を持って接すれば、好意で返される
・敵意を持って接すれば、敵意で返される
ということ。
相手に対して、肯定的に接していれば、相手も肯定的に返してくれるということ。
先日のストロークの話と同じですね。
その時のブログはこちら
⇒子供は親を映す鏡?親や教師の聴く姿勢が子供を救う
自分が相手を否定的にとらえていれば、相手を否定する接し方になります。
でも、ちょっとしたことでも肯定的にとらえて接すれば、自然と肯定的な言葉がけや接し方になるんですよ。
『焼肉を焼く』という、ごくごく当たり前のことでも、喜びと感謝を伝えてもらえれば、すごくやりがいを感じますね。
子育ても同じではないでしょうか?
当たり前のことでも、親が子どもへ喜びや感謝を伝えていれば、子どももやる気が出ます。
子どもは親から愛され、認められている気持ちになります。
愛され、認められた子どもは、他人に対しても思いやり持てますよ。
まずは、親の姿勢と接し方。
ここから変えていくことなんですよね。
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