子供が学校で問題起こした とき、一方的な見方で判断していませんか?
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子供が学校で問題起こした のは理由がある
問題行動を起こす子ども。
大抵の場合、家でも学校でも怒られることが多いです。
怒られれば、自信をなくす。
自信ない子どもは自分のことが好きになれない。
自分のことが好きになれなければ、人に優しくできない。
でも、人に認められたい。
人から注目してもらいたい。
そのために、友だちへちょっかい出す。
友だちは悲しんだり泣いたりする。
するとまた、先生や親から怒られる。
こういった悪いサイクルを繰り返してしまうんですよね。
特に、親から認められてこなかったり、愛情不足の子どもには次のような傾向があります。
自分を守ることに必死になる
「僕は悪くない、あいつだって・・・」
「先生がこんな怒り方したから・・・」
こんなふうに、自分の責任を少しでも軽くしようとします。
親は、学校での様子がわかりません。
我が子がかわいいです。
そんなことを言われれば
「それはひどい!うちの子だけが悪くない!」
と、腹立たしい気持ちにもなりますよね。
「学校へ怒鳴り込んじゃる!」
ちょっと待ってください。
大切なのはここですよ。
子供が学校で問題起こした ときに事実と思い込みを整理する
子どもの言っていることは
事実?
思い込み?
ここを冷静に考えることが必要。
大人だって、できれば怒られたくない。
子どもはもっとその気持ちが強い。
親から認められていない子どもは特に強い。
まずは、落ち着いて子どもが話せる状況を作ってやる。
親自身も落ち着いて話しを聴ける状況にする。
我が子に非があるとしても、子どもの気持ちには、まず寄り添ってやることをしてやったほうがいいです。
子どもも興奮していれば、感情のほうを優先して話しをするでしょう。
子供の話を整理し見せながら聴く
話しを聴いていくと、いろんな登場人物が出てきます。
さっき言ったことと違ったことを言うこともあります。
同じ話が何度も繰り返し出てくることもあります。
聴いている方も混乱してきて、だんだんイライラすることもあります。
こういったことを防ぐには、視覚で確認できるようにするのです。
画用紙とか、ホワイトボードを用意します。
そこへ、登場人物、出来事、思ったことを書き、それを子どもに見せながら話しを聴いていくんです。
事実と思い込みを分けて書けるといいですね。
こうすることで、子どもも客観的に考えられますし、親も話しの整理ができます。
子供の話しを冷静に聴ける親でいましょう
子どもを信じることは大切。でも、子どもを親の都合の良いように信じるのはダメ。
出来事の一部だけで判断することは危険です。
子どもが興奮しているときこそ、親は冷静に対応していけるようになれるといいですね。
そのためには、アンガーマネジメント。
そして、状況によっては子どもを叱らなければいけない。
そんなとき、感情的になるだけでは伝わりません。
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