怒りの取り扱いアドバイザー
いなっちです
【子どもの自己肯定感 教育費の支出の多さなど関係】
NHK NEWS WEB 5月2日 17時13分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160502/k10010507021000.html
これは独立行政法人国立青少年教育振興機構の調査について報じられた記事です
教育費の支出が多い家庭や
しつけを熱心にしていると答えた家庭ほど
子どもの『自己肯定感』が高い傾向
にあるというデータ
具体的には
学校以外の教育費の支出が
「全くない」と答えた家庭の子どもで
自己肯定感が高い傾向は41%
学校以外の教育費の支出が
月に「5万円以上」と答えた家庭の子どもで
自己肯定感が高い傾向は73%
このような結果がでたそうです
なるほど、と思った反面
そうじゃないことも考えられます
確かに、経済力のある家庭は
教育に関心も高い傾向はあります
ただ、教育に関心があるのはいいですが
子どもへ勉強を押しつけたり
なんでもかんでも勉強勉強とか
成績のことが気になりすぎたり
といった親御さんもいらっしゃいます
子どもの顔を見れば
「勉強したの?」
と挨拶代わりに
言ってしまっていたり・・・
テストの点数や通知票の成績で
良い悪いを判断され
ダメ出しばかり言われている子どももいます
そんな子どもの自己肯定感は
高くないですよ
私の経験で
「とりあえず勉強してたら、親は満足してくれる」
そう言った生徒がいました
それを聞いたとき
すごくさみしい気持ちになったことを覚えています
思春期の子どもは
多かれ少なかれ、様々なことで悩みます
でも、人間は壁を乗り越えることで
成長するのですよ
そんなときこそ
たわいもない話が家族でできたり
いっしょにテレビ見て笑ったり
「勉強したの?」
と言いたい気持ちをグッとがまんし
そっと見守ることも必要です
なんでもかんでも
経済格差で話を済ませるのは
私はあまり好きではありません
もちろん、経済的に余裕がなく
満足に教育をうけられない家庭への支援は
国や地方自治体の支援をもっと厚くする必要がありますよ
私が問題だと思うのは
経済的に満たされていても
子どもの心が満たされていない
そこが問題だと思うのです
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