こんにちは。怒りの取り扱いアドバイザーこと一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターのいなっちです。
私の勤務する中学校では
昼休みに、係の生徒が翌日の時間割を見て
各教科の先生へ準備物を聞きにいくことになっています。
昨日も3階美術室へわざわざ生徒が来てくれました。
美術室の掃除を終えて、歯磨きをしていた私。
ドアをドンドンとノックする音。
生徒「先生ー!」
私「はいはい。なに~?」
生徒「明日の○年○組の準備物は?」
私「いつも通りね。わざわざ3階までご苦労さんじゃなあ」
生徒「だって、1年生のときに聞きに行くのを忘れたとき、先生に叱られたんで絶対に行かないといけないと思って・・・」
私「あ~、そうじゃったなあ。そうかそうか。ちゃんと覚えていて、すばらしい!」
生徒「ありがとうございます」
生徒は忙しそうに、去っていきました。
途中やめになっていた歯磨きを続けながら
「1年生のときにそんなこともあったなあ。でも、あの生徒はよく覚えていたなあ」
なんてことを考えました。
私からすれば
そんなに深く記憶に残るような、叱り方はしたつもりはなく
できていなかったことを次からできるよう、叱ったので
記憶には浅く残っている程度です。
しかし、生徒にとっては
『叱られる』
という行為は、とても記憶に深く残るんですよね。
叱られるというのは
できることならされたくない
という行為ですから。
叱るということは
きちんとした目的を持ってやらなくてはいけません。
その場の感情だけで、叱ってしまったり
ついついきつくあたってしまったり
場当たり的な対応になってしまうことがありますよね。
大人にとっては、叱ってもそのときだけで終わったなんですが
子どもは、意外とずっーっと叱られたことを引きずっているんですよね。
もう二度と叱られたくないから。
このことを大人は理解しておく必要があります。
昨日はそんなことを考えさせてもらえました。
生徒に感謝です!
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