子どもが自分で考えて決めたことを守らせる習慣をつける
正解は、③なんです。
子どもに「いつだったら終われる?」を聞いて、その時間が来たら子どもへ終わるように伝えるんですよ。
なぜこれが効果があるか?それは、子どもが自分で終わる時間を決めるからなんですね。自分で決めた時間、それをお母さんの前で言わせることで、時間がきたら、もう言い訳のしようがないんです。
さらに自分で時間を決めることの効果をそのお母さんは言われています。
「自分でゲームの終わり時間を決めたので、時間が来たとき『もう終わりだよ』って伝えたら、素直にゲームをやめたんです。今までだったら、なかなか終わらない子どもにイライラして最後は怒ってしまってました。アンガーマネジメントで教えもらった、怒る?怒らない?の線引きをいつも同じにすることで子どもにも伝わっていました」
これなんですよ。子どもが自分で決めたことを実行させる。その時間が多少長かろうとも、それは子どもに任せてみればいいんです。有言実行できたことを喜んでやればいいんですよ。さらに親は、『怒る』『怒らない』の線引きをいつも同じにしておくことなんですよね。
親の言うことを子どもは聞くと思いこまない
そして、最後に言われたことが印象的でした。
「子どもに時間を決めさせて私は待つことで、余計なことを子どもへ言わなくて済むし、子どもも素直に終わってくれるし、私自身がすごく楽になることができました」
そうそう。余計なこと言わない方が子どもも気持ちが穏やかに過ごせるし、親も穏やかに過ごせます。こういったケースでは、親は何を目的にゲームをやめさせているのか、その目的を見失いがちになるんです。
ゲームを辞めさせることより、親の言うことを素直に子どもが聞くということを目的にしてしまったり・・・。だから、素直に聞かない子どもにイライラするばかりで、不毛なやり取りが発生しちゃうんですよね。
『親の言うことを子どもは聞くべき』なんてことを思っていませんか?そんなくだらないあなたの思い込み、早く捨ててしまいましょう。
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