子育てに失敗はない !
岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
孫に関わっていると、自分の子育てを振り返ることも多いです。
そのことについては、うんちが出ない!ババの子育て苦労とジジの反省をご覧ください。
あなたは自分の子育てを振り返ったことありますか?
「もっと、こうしておけばよかった」
「自分は子供へイライラをぶつけすぎたダメな親だった」
こういった反省を少なからずしたことがある人は少なくないと思います。
子育てに失敗はない 、自分の感情を認める
数年前に高等学校の人権教育部会で講師をさせていただき、アンガーマネジメントをお伝えさせていただきました。
アンガーマネジメントの講演では、多くの方が自然と自分自身のことを振り返ることとなります。
そんなとき「自分の子供への接し方はどうだったのか?」を考える人も多いです。
それは僕も同じで、アンガーマネジメントを初めて学んだとき、反省することだらけでした。
でも、自分を振り返らなくては前へ進めません。
自分の嫌だなと思う部分を否定しないことなんです。だって、そのときには自分自身必死だったわけですから。
子育てに失敗はない ですから、まずは自分を認めましょうね。
自分を否定せず、自分の感情を素直に感じて認めましょう。
怒りを感じてもそれをなかったことのようにしたり、自分の中で抑え込んだり、人へぶつけたり・・・、こういったことはとても不健康なことです。
自分は今こんな気持ちだと素直に感じて、そのあとどうするかですね。
過去は変えられないが過去を活かすことはできます
参加された、ある先生の感想。
過去の自分を認めることの大切さを気づかせてくれます。ぜひご覧ください。
稲田先生のかつての様子のカミングアウト。
生物として自分を守ろうとする本能的なネガティブ思考などのお話を聴いて、自分の弱い面を許して肯定してやってもいいものだと、心がやわらぎました。
私も自分の息子たちが幼いとき、厳しく叱りすぎることが多かったと、ずっと後悔し反省しています。
叱るつもりでも何度も怒るの要素が入り、気の優しいタイプの息子たちには不適切な接し方だったと思い、長男が中3、次男が中1になってから、ようやく怒りをぶつけることをやめられました。
長男が一時的に不登校になり、その後もしばらく進路を決めかねて迷った姿を見て、ようやくこれ以上子供達をダメにしてはいけないと…。
しかし、怒りが防衛感情から出て来るものであると説明していただき、やっと納得ができ、整理ができそうです。
若い母は息子達が自分と異なる人格と頭ではわかっていても、幼いうちにきちんと教えておかなければと夢中になっていたのだと思っています。
申し訳ないことに違いはないのですが、でも過去の自分を責めることからは、もう卒業してもいいかなと思えたことはありがたかったです。
これからは息子達がよい父でいられるように祈りつつ、そっとフォローしていきたいとおもっています。(息子達が選んだそれぞれのパートナーにも、もし必要性と機会があれば、そっとフォローを)
親が自分を認めた時、子供を認めることができるのです
親が自分自身を認めること。そして親が自分自身の人生を歩んでいけること。ありのままの自分を認める。
それができないと、親は子供の人生に自分の人生を託してしまうのです。
とても危険な子供への依存へとつながります。
子供は子供自身の人生を歩んでいきます。
感想の最後にかかれていた言葉のように子供へ関われるといいですね。
「そっとフォローしていく」
素敵です。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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