怒って伝える のは効果なし!アンガーマネジメントを学びましょう!
怒って伝えても、怒らず伝えても、結局のところ子どもの行動はさほど変わらないと思いませんか?
岡山コミュニケーション研修講演企画代表いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもに「早く勉強しなさい!」って怒って伝えて、子どもは素直に勉強しますか?「よし!勉強するぞー!」って、やる気ができますか?
そんなはずないですよね。大人だって仕事から帰って少しゆっくりしたいときに「早く洗い物しなさい!」って子どもから言われて、素直に洗い物しようという気持ちになりませんよね。
結局、怒って伝えても、怒らず伝えても、相手が行動する気持ちにならない限り、大きな差はないんだということです。
だったら怒らず伝える方が、自分も相手も気持ちよく過ごせると思いませんか?
怒って伝える より伝え方を変える
そういうことを先日講演させていただきました、岡山県立和気閑谷高校1年生の感想の中に書いてくれていたのです。
私は今まで怒ったり、イライラすることはダメな事だとずっと思っていましたが、今日の講演を聞いて考え方が変わりました。
自分が嫌だと思ったりしたら相手にきつく与えるのではなく、優しい言葉で嫌だと素直に言うことも大切なんだと知りました。
そうそうそうー!相手に 怒って伝える よりも、優しい言葉で自分の気持ちを伝えることも大切ですよ。
相手を動かすには、強い言葉じゃないと動かないと思い込んでいる人が多いと思います。
実はそれって逆で、強い言葉よりも『優しく丁寧な言葉』のほうが、相手の心に染みわたることが多いですね。
さらに、『子どもを動かす』とか『子どもをコントロールする』とか、そもそもそういう考え方をするのが間違いなんですよ。
「叱って動かす」とか「褒めて動かす」、どちらもコントロールすることを目的としていますよね。
子どもをコントロールしようとしている時点で、それは危険なことです。
『他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる』と、子どもから大人の講演会で伝えることが多いですが、このことを高校生はすでに自分の生活で実感してくれていました。
中学生のとき稲田先生の講演に参加させていただいたときに「過去と他人は変えられない」というフレーズがずっと心に残っていました。
それまで私は、子供のころからのかんしゃくが続いていて、中学生なのでさすがに周りに当たり散らしてはいないものの、自分の中でモヤモヤした感情が怒りとしてありました。
しかし、先生のアンガーマネジメント講演を聴いてから「まあ、しかたがないよね。過ぎたことだし」とか「あの人にも悪気はなかったかもしれないし、自分もこうすればよかった。次からそうしよう」と余裕がもてるようになり、人生が今までよりずっと生きやすくなったことを覚えています。
いやあー!メチャクチャうれしいです。大人は見習わないといけませんよ。
そして最後は、大人も変われば子どもが喜ぶという感想。
私の母も、いなっち先生の講演会も聞いて、ガミガミ言ってくることが少なくなりました。本当にありがとうございます。
これも素晴らしいことです。子どもから大人まで、ぜひアンガーマネジメント学んでください。
いなっち先生テレビ生放送出演
岡山と香川の皆さん、アンガーマネジメントのことをテレビで僕が話をすることが決定しました。
RSK山陽放送16:50から生放送の「ライブ5時 いまドキッ!」という番組で、5月2日に約7分間ほどですが、ゲストとしてアンガーマネジメントについてお話させていただきます。
よかったらご覧くださいねー!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応