「宿題したの?」「勉強しなさい?」という言葉を言いたくなるあなた。
その根底にあるのは、「このまま放置しておくと、子どもがとんでもないことになる」といったような未来への不安では?
そこには心の底から『子どもを信じる』ということが、できていないからだと思うんです。
「子どもは自分から勉強はしない」「親が言わなければ子どもは勉強しない」と、親が思い込んでいる人が多いんじゃないでしょうか?
何度も言いますが、親が無理やりやらせても、勉強への意欲は湧いてきませんよ。
本来勉強は知らないことを学ぶ楽しさがあるものです。けれどそれって、大人になって気づくことのほうが多くなかったですか?僕はそうでした。
「今から中学生に戻れたら、もっと勉強が楽しくできるのにな」って思ったことがあります。
それは、勉強を本気でしなかった経験があったからそこに気づけたわけです。
それを知ったかぶって親というのは子どもへ言うんですよ。
「もっと勉強しておけばよかったって、大人になって後悔するから」なんてセリフ。
これも子どもは大人になってからのイメージはわかりませんから、「そんなこと言われてもわからん」ってスルーされてしまいます。「後悔するから」と言いながらでも、大人たちはそれなりに日常生活を送っているわけですから。
そんな知ったかぶりするより、子どもが中学校で習ってきたことや経験したことを嬉しそうに話してくれたら、「へえー!そうなんかあ!」と、一緒に喜びを共有してやるほうがよっぽどいいですよ。
くれぐれも「いいから、今日配られたものはないの?あったらすぐに出して!」なんてことを言わないように!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2