子育てのイライラ はあるもの。お母さん、自分を否定しないで !
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
倉敷市の某小学校から頂いた講演依頼にメチャクチャ感激したんです!
来年度の人権教育講演会の日程が稲田先生のご都合と合わず,何とかならないだろうかと考えていましたが,日程を変えてでも先生のお話をお聞きしたいということになり,もう一度先生のご都合をお聞かせいただけたらと思い,連絡させていただきました。
熱心な保護者から,「保護者たちは,アンガーマネージメントを学んだほうがいい。(児童虐待をしないために)」と声をいただき,稲田先生しかないと思った次第です。
実はこの小学校では昨年講演会の依頼をいただいていましたがコロ助の影響でキャンセルとなりました。
そして今年2月に「来年度の6月はいかがでしょうか?」と依頼をいただきましたが、その日が別の講演会が入っていてお断りをしたのです。
「こんなに熱心に依頼をいただいても日程が合わないってことは、この学校とはご縁がなかったんだろうなぁ・・・残念」って思って諦めていましたが・・・、なっ!なんと!三度目の正直。再び依頼をいただいたのです。
そこまでして僕のアンガーマネジメント講演を熱望してくださるのか!僕はもう心が震えまくり涙が込み上げてきました。本当にありがとうございます。
どうしてそこまで僕にこだわってくださるのか!?今回のブログは、保護者対象へアンガーマネジメント講演をしたときの感想を紹介しますので僕の講演会がどういったものか?少しでも伝われば嬉しいです。
子どもや家族への関わりで悩まれていた母親
日々、子育てまたは家族との関わり、そして私自身を変えたかったからです。
講演中は今まで私が子どもにしてきた間違いだらけの接し方(暴力・物にあたる・言葉がきつい・・・)を思いだし、涙が出そうになることもありましたが、今後これを機会にうまくコントロールできたらと思います。
この感想を書かれたお母さんは、 子育てのイライラ を家族や子どもへぶつけてはいけないと思いつつ、でもどうしてよいのか変わらず苦しくて悩まれていたんだろうなあって思います。
講演を聴きながら自分のことを深く深く振り返っていかれたのでしょう。
こうやって自分のことを振り返るって、すごくしんどいことだと思います。なぜなら、自分の子育てを否定しなければいけないから。
講演会の場から立ち去って、楽になりたいって気持ちも沸き起こったかもしれません。でも逃げずに自分に向き合われたお母さん、大きな変化の第一歩ですね。
子育てのイライラ はあるからアンガーマネジメント
野菜や花を育てるには、ある程度のマニュアルがありますが、子育てにマニュアルはありませんよね。
悩みながら子どもとぶつかりながらやっていくしかないから大変なんです。
だからお母さんは
必死なんです。
本気なんです。
今回紹介したお母さんが、今までやってきたことは
いいんです。
間違ってないですよ。毎日、本当によくがんばられてきたんですよ。
そして、アンガーマネジメントを学ばれて自分を見つめ直し、自分を変えるきっかけを作られました。
子どもを変えるのではなく自分を変える。
そこへ気づかれたことが素晴らしいです。感情を子どもや家族へぶつけてしまう。僕だって、アンガーマネジメント学ぶまでは、しょっちゅうありました。
車酔いのひどい長男が小さい頃。車に酔ってしまうのは、どうしようもないことなのについつい「また酔ったのか!まったく。」とイライラ感を言葉に出してしまい「お父さんと出かけたくない。」と言われたこともありました。
自分で変えられないことにイライラしない。
自分で変えられないことには、現実的で具体的な対処方法を考える。
これがアンガーマネジメントで大切なことです。そして、自分を責めることはやめましょうね。自分を責めることで、さらにまた自分にイライラし、怒りが沸き起こってきます。悪循環に陥ってしまいます。
ブログで何度も書いていますが
他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。
自動車の運転と同じですよ。バックミラーを時々見て、後方確認はしますが、前をしっかりみて、進む方向を考えながら運転しますよね。
人生も過去をときには振り返りますが、前をしっかりみてより良い人生になるよう歩んでいきましょう。
そして僕の講演会を企画してくださいね!
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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