思春期女子も共通の敵を作って仲良くする
教師をやっていると必ず経験する 女子の人間関係トラブル 。
福引きを何回やっても出てくる白玉みたいなもんで「またかよ~、もういらんでえ~」と、毎年そんな気持ちでした。
この番組見ていて、嫁と小姑のトラブルも思春期女子のトラブルも同じだなあと思ったのです。
女子の多くは、仲良しグループ作ります。これ自体問題はないのです。
ただし、グループ以外の人の悪口言って仲間意識を高めることが問題なのです。
廊下や教室の片隅で固まって、敵にした人を見ながらヒソヒソ話。これって、本当に嫌な雰囲気を醸し出します。
関係のない人まで、そのドロドロしたダークな雰囲気に巻き込まれていってしまいますよ。
さらに家に帰ればLINEで自分たちのグループを作り、悪口のオンパレード。
「本当は、そんなことしたくない。でも、グループからハミられるのが怖いからしょうがなく一緒に話をしています」と言う子どももいました。
自己肯定感高いと 女子の人間関係トラブル が少ない
グループにいるけれど、心の中では違和感感じている子どもも多いのです。怖いのは【ハミられる】こと。
だから、仲良しグループ内の誰か一人をハミるということもよくあります。それも、順番で。
こないだまでA子がハミられていたのに、次はB子が。
そんなことやっているから、心の底から友だちを信じることができない。まさに疑心暗鬼グループなんですね。
しかしそんなグループには所属せず、誰とでも公平に接する女子とか、グループに入っていても上手にトラブルに巻き込まれず回避する女子もいます。その違いは何なのか?
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