サンタさん来ないよ と子どもへ言いたくなったら読んでください!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今日はクリスマスイブですね。
「そんなことやったら サンタさん来ないよ !」
ついつい、言ってませんか?
「サンタさん来ないわよ!」で子どもをコントロールしようとしてしまう。
これは選択理論心理学の「人間関係を破壊する致命的な7つの習慣」に当てはまるのです。
①批判する
②責める
③文句を言う
④ガミガミ言う
⑤脅す
⑥罰を与える
⑦褒美で釣る
さて「サンタさんが来ないわよ!」は、この7つのどれにあてはまるか?
『⑤脅す』『⑦褒美で釣る』ですよね。
「サンタさんが来ないわよ!」って何げない言葉ですが、なんでいけないのか?
それは、クリスマスまでしか効き目がない言葉です。
褒美で釣るのは期間限定で、続かないんですよ。
「○○すれば△△してあげる」
子どもはがんばって、○○という目的に向けて努力します。けれど、目的達成されるとそこで終わり。
子どもの成長は、自発的に自分で考え、様々なことに取り組めるようになることが親の願いじゃないでしょうか?
ところが、褒美で釣ることが習慣化されてしまうと、褒美がないときはやる気がなくなってしまうということになってしまうんです。
また、親の脅しがあるからしかたなくやっていれば、同じようにやる気が起きなくなってしまうというわけです。
この致命的な7つの習慣は外的コントロールとも言い、外からの刺激がなければ動こうとしない。
その反対が内的コントロールと言います。
自分から考えて動ける子どもにするには内的コントロールを親は意識したほうがいいです。
内的コントロールと外的コントロールにんついて、こちら朝の準備が遅い子供 へ怒らない!7つの身につけたい習慣にも書いていますのでご覧ください。
このブログをご覧になって、親子で笑顔のクリスマスとなればうれしいです。
メリークリスマス!
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