教師時代にこんなことをブログへ書いていました。
さて、今日からいよいよ12月。
世間もこの時期は慌ただしく忙しいと思いますが、私たち教員もまさに「師走」で成績処理やらでやることいっぱいなんです。
期末テスト前なので、子ども達の生活ノート(時間割や一日を振り返って書く日記のようなもの)へ目を通していると、
「テストめんどくさい。」
「テスト勉強いやじゃあ。」
「テスト勉強疲れた。」
といったことを書いています。
私も、毎日生徒が書いていることへコメントを残します。
「うんうん。だよねー!」
「先生も嫌だったよー。ファイトー!!」
「そうかそうか。がんばったなあ!!」
といった感じで、出来る限り共感するようなコメントにしています。
これが絶対にいいとは言い切れないのですが、長年教員をやってきて思うに、教員はついつい生徒を良くしてやりたい気持ちの一心で何かにつけて「指導」しようとします。まあ、それが教員の使命でもあるんですが。
でも、指導を子どもが受け入れる時って、結局その先生を信頼しているからこそ受け入れるのではないでしょうか?
そのためには、やっぱりまずは子どもに共感し受け入れることが基本だなあと。
「この先生が言うのなら、しゃあないなあ。」
と思ってくれるようになるんですよ。
教員と生徒という立場の違いはありますが、相手が子どもでも一人の『人間』として接することで、子どもは「先生は自分のことを認めてくれている」と思えるようになりますね。
子育ても教育も特別なことをするよりも、すごく当たり前な人との関わり方の基本である『共感する』ということを心がけていれば、大半のことは上手くいきますよ。
アドバイスよりも共感 することに意識をしてみてください。きっと、子どもは喜びますから。
あっ、これは大人も同じですよ。人間関係を作る基本です。
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