妻が言った一言には、僕が想像する以上の重みがあったと思います。
「子どもが小さかったころ、 子育てが永遠 に続くような気がしてたから、今日のような日が来るなんて想像もつかんかったわあ」
そりゃあ、無理もないですよね。愛知県から嫁いできて、誰一人知り合いのいない岡山県津山市でいきなり子育てが始まったわけですから。
当時住んでいたアパートの近くにあった津山中央児童館へ毎日長男を連れて行き、子ども同士のつながりやお母さん同士のつながりを自分から作っていった妻。すごいことだと思います。
なのに僕は酷い夫。当時まだ土曜日が半日授業があったときです。授業を終えて児童館へ寄り、妻へ「ナイタースキー行ってくるわ」と、軽々しく平気で言ってスキー場へ直行。ナイター滑って夜中に戻ってきて、翌日は昼前まで寝ているほんとにどうしようもない夫でした。
子育てに非協力的だった夫を非難するより認める妻の優しさ
「本当にあの頃はごめん」と妻へ言うと、「若かったから、しょうがないよ」と優しい言葉をかけてくれます。ますます、申し訳ない気持ちと「この人と結婚してなかったら、ダメな人生送ってただろうなあ」と感謝の気持ちでいっぱいです。
ショッピングへ行った当時も妻は優しい言葉をかけてくれました。
「方向音痴の私一人でアウトレット来ていたら、迷子になってたわ。尚ちゃん(僕のこと)が連れて来てくれなきゃ無理ね。それに、こんなに長時間(7時間)買い物につきあってくれるなんて、世間のお父さんだったら怒っちゃうよ。ありがとね」
過去は変えられない。過去を責めるより、今の良いところを認めるのが妻の素晴らしいところです。今の僕を認めて励ましてくれるから、仕事にも専念させてもらえています。
そして僕の過去は変えられませんが、過去の反省を活かして今と未来を変えていきます。残りの人生を少しでも、妻のために恩返しできるようにしたいですし、子育てで悩まれている親御さんの力になりたいです。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2