私の予想に反して、いなっちは穏やかにこう言ったのです。
父「あ~!若いころからオレも欲しいものがあったら“早く買いたい!”って思ってたよ!だから買っても使わなくなったり、安物買いの銭失いもやったよ!」
結局この後いなっちも一緒にエ〇オンに行ってスマホケースを購入し仲良く帰ったのでした。
娘はいなっちと似たところがあります。いなっちはその娘の言動を見て時々「まるで自分を見ているようだ」と苦笑いすることがあります。今でこそ苦笑いで済みますが、数年前までは父VS娘の言い合いになっていたんですよ。
反射的に言う のをやめた父
娘と孫が寝てから夫婦で話しました。
母「今日は娘のごり押しに負けたねえ。」
父「負けたというか、あ~オレにそっくりだ、オレもこういう感じだった、と思えるようになったよ。前は言い返されてイラっとした時もあったけど。」
母「あらまあ、あなた変わったねえ。」
ふと、まだ長男が幼稚園児だったころのエピソードを思い出しました。長男の5歳の誕生日プレゼントを当時大人気だった「ニンテンドー64」と「星のカービィ」にしようという話になりました。(分かる人には分かるでしょう)
父「なあ。もう買ってもいいんじゃない?買いに行こうよ。」
母「誕生日までまだ1か月あるんだよ!なんでそんなに早く買わなきゃいけないの?!」
父「別に今買ったって一緒じゃん!」
母「分かった!自分が早くゲームしたいからそんなこと言うのね!」
そうです。長男はもちろんですが父も早くニンテンドー64をやりたかったんですね。若いですねえ
いなっちはよく「自分は怒りっぽい父親でした。」と言いますがそれは本当です。でも子どもに反射的に言い返しそうになる自分に気づきストップをかけるようになりました。
時にはついポロっと感情的に言ってしまうこともありますが、格段に減っています。
怒りで反射的に言う ことを減らした結果、みんなが穏やかに過ごせて大事なことも率直に話せるようになったと実感しています。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2