親が自分を変える方法 は言葉から!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
おかげさまで10月は、様々な学校、団体、企業で講演や研修をさせていただくことができました。
小学生から高校生への講演をさせていただくたびに思うのが「子どもってすぐにやってみようとする気持ちが素晴らしい」ってことです。
そして大人こそ子どもを見習ってほしいと強く感じます。
親が自分を変える方法 のヒント「快&不快」
人は良くも悪くも『現状維持』の生き物ですから、「今のままではいけないなあ」とか「自分を変えたい」と思ってもいつのまにか元通りの自分に戻ってしまいがちですよね。その最たるものがダイエットですが・・・(笑)
痩せたいと思っても食べている方が楽で心地よいですもんね。
さらに人が行動を変えるとか行動を起こすきっかけとなるのは、いたってシンプルなんです。
・心地良さの『快』を求めるか?
・心地悪さの『不快』を避けるか?
この2種類のどちらかなんですよ。太っているのが『不快』ならば、なんとかしてダイエットをしようと思うけれども、食べたときの『快』のほうが強いので続かないということ。
でもダイエットでウェストが細くなって、履けなかったズボンがはけたときの『快』を味わったり、他人から「スリムになって素敵ですね」って言われて『快』を味わったりすると、俄然やる気が沸いてきます。
基本的に『快』を求める方が、人は前向きになれるしモチベーションも上がるわけです。
何が言いたいかのか?それは大人も子どもも『快』を求めて行動を起こせるように工夫をすることが必要なのです。
そのためには、自分の発する『言葉』や『思考』を変えていくことも大切ですよ。
「やっても長続きしないし」と言えば、自然と自分がダイエットをして素敵な姿になっていることもイメージできにくいですよね。
そういった言葉や思考の大切さを10月に岡山県立倉敷鷲羽高等学校の3年生への講演『幸せな人生へ変える!コミュ力アップ術』で伝えさせていただきました。
親は子どもへ「もっと努力してごらん」とか「地道に続けてみよう」とか「あきらめるんじゃない」と言うでしょ?
それなら親も何か自分を変える努力をしてみましょうよ。まずは高校生の感想をご覧ください。すごく刺激になると思います。
次のページへ続く。
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