子どもが片付けしたくなる には「片付けなさい!」では無理!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもが目の前で物を散らかしていると、ついつい「片づけなさい!」「要らないなら捨てるよ!」と言いたくなりますよね。
先日、妻がBS朝日の番組『ウチ断捨離しました』の録画を見ながら「子どもの断捨離依頼なんて珍しいなあ」と言いました。
妻はこの番組が好きで、毎週録画して見てます。見るといつも「人にはそれぞれ、物を捨てられない理由があるんだよ」と言ってます。
断捨離の第一人者やましたひでこ先生が、片付けられない人々の悩みを解決していくのですが、心理的な背景に寄り添う姿勢も、この番組の魅力なんですよね。
子どもが片付けしたくなる には?
さて、今回の子どもの断捨離ですが、小学2年の女の子が自分で番組に連絡してきたそうです。
半年ほど前にお父さんの仕事の都合等で沖縄から東京に引っ越して、部屋数が減ってしまい、学校のものが増え、物が床まで散らかった状態。
お母さんが片付けるように言っても、「これもういらないじゃん」と言ってしまいケンカになったりして、なかなか進まなかったそうです。
依頼主の女の子と断捨離を進めながら語った、やました先生の言葉の一つ一つが、子育てにとても大切なことばかりだったので、紹介しますね。
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