躾より先に大切なこと をやらないと反動がある
若い親御さんで時々気になる人いて、子どもが小さいのに躾ばかりに一生懸命になっている人がいますね。
躾は大切で必要です。でも、 躾より先に大切なこと あります。
【基本的信頼感を親子の間で築くこと】なんです。
お母さんは僕を信頼してくれている。無条件の愛情。
がっちりとした心の土台が築かれてこそ、次へのステップへつながるんですよ。
『首が座らなければ寝返りが打てないように、基本的信頼感が育たなければ子どもは自律的な行動をとることができない。だから、しつけをしようとしてもしつけられないのです。』
これは、児童精神科医の佐々木正美先生のことば。まさに、そのとおりです。
基本的信頼感の大切さに気づかず、しつけ優先で子育てしてきた結果、思春期になってその反動が出始めます。
それまでは親の言うことをよく聞く良い子だった子どもに変化が現れ、暴力的になったり無気力になったりということが時としてあるんですよ。
私たち親は子どものことを心配してあれこれ注意しますが、実はこれって子どもにとっては「自分を信じてくれていない」と認識してしまうそうです。
子どもは自分を信じてもらうことによって、信じてくれた人を信じます。そして自分を信じてもらえたことで、自分を信じることができるのです。
基本的信頼感は心の土台。
まずは、子どもを無条件に信じてやることを大切にしてみてくださいね。
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