アート鑑賞でコミュニケーション の力がアップする!
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
今回のブログでは、どなたでもオンラインで参加でき、楽しんでためになる講座の案内もありますのでどうか最後までご覧くださいね。
自分の基準だけでは想像力も表現力も広がらない
僕は元美術教師なのですが、教師時代に美術の教科書に載っていた谷川俊太郎さんの詩を授業で使ったことがあります。
まずはその詩の一部を紹介します。
うつくしさをはかる,
ものさしのようなものはあるのだろうか?
あるひとつのものを,
ほかのもうひとつのものよりうつくしいと,
どうやって決めることができるのだろうか?
何をうつくしいと思うかは,
その人の自由だ。
うつくしさは,
人におしつけることができない。
あなたはこれを読んでどう感じましたか?
美術では『自分の考え』『自分の気持ち』『自分の伝えたいこと』など、自分の基準で表現することができます。
でも自分の基準ばかりでは、創造力も表現力も広がりませんし、「自分が正しい!」と人に押し付けてはいけませんよね。
他人の表現を見たり聞いたりして自分の中に取り入れ、そこから新たに創り上げていくことで想像力や表現力はさらに広がっていくと思います。
こういったことは美術に限らず、何かに通じると思いませんか?それはいったい何でしょうか?
次のページへ続く。
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