ディスカウントの中で最も毒性の強い行為は、『無視』という行為。
親は子どもがおとなしく穏やかに行動している時は、特に子どもへ注目しないことが多いですよね。
ところが子どもからすれば、それは寂しかったり、つまらなかったりするわけで、無視されていると感じてしまうわけです。
無視されるというのは強いディスカウントなので、子どもはとても嫌な気持ちになります。
それならば、無視されるより怒られるほうがまだマシだから、子どもは親に怒られるような行動をとるんですよ。
子どもに悪影響ストローク経済の法則
さらに、子どもの頃からストロークのもらい方に5つの法則があることを、交流分析の研究者クロード・スタイナー博士が提唱しました。
それを『ストローク経済の法則』といいます。金持ちが金持ちでない人をコントロールすることに例えています。
①与えるべきストロークがあっても他人に与えてはいけない
②欲しいストロークを他人に要求してはならない
③欲しいストロークがきても、受け取ってはならない
④欲しくないストロークがきたとき、それを拒否してはならない
⑤自分自身にストロークを与えてはならない。
これらは、親が子どもをコントロールするときに使われやすい行為です。
あなたは、ストローク経済の法則に当てはまる行為をしていませんか?
もしそうならば、以下のストローク経済の法則の逆を意識しましょうね。
①ストロークは、与えたいと思ったら与えればいい
②ストロークは、欲しいと思ったら自分から求めていい
③ストロークは、自分が欲しい時にきたら素直に受け入れたらいい
④ストロークは、気に入らなければ拒否してもいい
⑤ストロークは、自分自身へ与えてもいい
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