悪い所を叱る より良い所を認める
これはですね、叱られた側にだいたい共通することがあります。
「悪い所を叱ってもらった」と叱られた側は素直に思い、そうなると『自分が悪い』だから『悪いところは叱るべき』という図式になります。
だから、悪いことをしたとか悪いところがあれば、そこを叱るのは当然というわけです。
悪い所を叱る ことがすぐできるのに、意外と忘れがちで、できていないことがあるんです。
それは「良い時は手がかからないので放っておく」ということ。実はこれが落とし穴なんですよ!
悪いところを叱られて育った子どもが大人になったとき、相手の『悪いところを叱る』のは当然のことで、『あなたをもっと良い方向へ成長させてやりたいから』という善意の想いで叱ります。
実はこれ本人は気づいていないけれど、無意識に悪意のある行為をしてます。
『良いところが見えなくなってしまう』ってことです。
本当なら良い時にしっかり子どもを認め、喜んでやる必要があるんです。
子どもの良いところに焦点を当て、良いことは小さなことでも喜んでやり認めてやる。
この繰り返しを幼いころからしておけば、自然と子どもは良い行動をするようになりますよ。
それは、親に褒められたくて親の顔色を見て良い行動をするのではなく、自分で自然に「これは良い行動だ」という自覚を持って、正しく判断できる人へと成長していきますからね。
だからこそ、子育てでも教育現場でも部下育成でも、『当たり前の良いことに注目して、声をかける』ということを意識してみてくださいね。
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