子どもの行動に影響する 家族のパワーバランス を考えたことがありますか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
妻とは子どもの問題行動や子育てに関することについてよくいろんな話をします。妻から学ばせてもらうこともあるんですよ。
今回は、以前妻が『家族のパワーバランス』についてブログを書いていたので、それをリメイクしてみたのでご覧ください。
問題行動の背景に 家族のパワーバランス の崩れ
イナッチの妻です。大人が考える子どもの問題行動と言えば、暴れる、反抗する、黙り込む、引きこもる・・・などなど。
そのきっかけは、家族、学校、友人、環境の変化・・・いろいろです。でも、ほぼ共通する「背景」があります。
それは『家族のパワーバランスの崩れ』なんです。
お父さんの力が強すぎる、お母さんの力が強すぎる、おじいさんの力が強すぎる、おばあさんの力が強すぎる、兄姉の力が強すぎる・・・、といった、家族のなかに絶対服従的な権力者がいるケース。
逆にお父さんの存在感が薄すぎる、お母さんの立場が弱すぎる・・・といった、存在感を感じられないケースもあります。
また、子どもが悪者扱いされる、子どもが邪魔もの扱いされる・・・といったことも。
家族の中に強すぎる立場の人や弱すぎる立場の人がいる。そうなると、家族のパワーバランスが崩れて、子どもは学校で粗暴な行動をとったり、学校へ行きたくなくなったり、引きこもったり・・・。
どうして子どもはこのようは行動をとってしまうのでしょうか?
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