子どもが家でダラダラできる家庭は正常
二人目の高校生からは、とっても健気な感想が!?
高校へ遠方からバス通学をしている生徒さんのようです。
毎回バスが着く頃に一番気持ちよく寝てしまって、それをガマンして起きて家に帰ります。
なので、私の中では「もっと寝たい」という想いがあります。
ですが、かえってすることがたくさんあるので、もう一度寝るわけにはいかないので、我慢して事を済ませますが、その間に家の人に話しかけられることがものすごくイヤです。
言葉にしないと自分の意志が伝わらないので、良かれと思って「今は話しかけないで」と言うと、「〇〇のため思って話しかけてんのよ!」と言われていまします。
何も言い返せないです。
こんなに子どもは親に気を遣っているんです。そっとしてあげましょうよ。
ヘトヘトで「何にも言いたくない」「なにもしたくない」ってときは、親も同じですよ。
一日学校で頑張り、さらに通学で疲れているわけですから、親ができることはご飯やお風呂の用意で充分だと思います。
何も言わなくても、子どもは家に帰って安心し、ホッと過ごせるだけでいい。
子どもにとって家庭は、ダラダラできる場所であってほしいですね。
家に帰ってまで、気を遣って気持ちを張り詰めておかなきゃいけない?じゃあどこで息抜きするの?
この生徒の感想の最後に書いてあったことが、深く僕の心に残っていますし、今の子どもたちの気持ちを代弁しているように感じてならないのです。
本日は素敵なご講演ありがとうございました。
その時間のうちだけでも、きれいな心でいられたような気がします。
せめて家に帰ってからくらいは、子どもは自分の気持ちや感情を素直に表現できるようにしてやってほしいと願うばかりです。
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