『頑張る』とは、次のように書かれていました。
頑張るということは、実は自己中心的になるということ。
『頑張る』の語源は『我を張る』で、『自分を押し通す』ということ。
それは『自己中心的』な気持ちで、他者と競争して自分の利益を第一に優先させること。
結局ぼくは、タイムを上げて自分は他人よりも優れている『優越感』だとか『結果』を出すことだけを優先していたんですよ。
だから『頑張る』というのは、本当に自分が心からやりたくてやっていることではなく、見せかけの自分だったわけなんです。
そうなると、知らずしらずのうちに無理をしてしまいます。
膝が痛くなるとか、足首が痛くなるとか・・・、身体はちゃんと自分自身へ警告を発してくれますね。
ところが、それを無視してさらに『頑張る』から、その代償は大きくなってしまうわけですよ。
最近、感情と病気との密接な関係についての本も読んで、自分の体が発するサインを無視しちゃいけないって、すごく思います。
過去の自分のケガや病気を振り返ると、そこには自分の感情が大きく関わっていて「なるべくしてなった」と実感してます。
「自分にとって本当にやりたいことをやっているか?」「心の底からワクワクすることかどうか?」これって、実はすごく大切なんじゃないかって。
『頑張る』って、結局自分の優越感を満たすためだったり、我慢して苦痛を伴うことじゃないかって思います。
本当に好きでやることは『頑張る』という気持ちを出さなくても、自然と自分の力を出し切れますよ。
頑張りすぎる子ども は本当の気持ちに蓋をする
不登校や学校へ行きづらいという子ども。
いろんなタイプの子どもがいますが、すごく 頑張りすぎる子ども も結構いるんです。
幼い頃から頑張り続けてきて、あるとき急に燃料切れのようになる子ども。
こういう子どもの『頑張る』は、自分がワクワクすることをやってこなかったのではないでしょうか?
もしかしたら、幼い頃はワクワクして頑張っていたのかもしれません。
それがいつの頃からか、「頑張って成果が出れば、親は喜んでくれる」「頑張れば、親に褒めてもらっていいことがある」と、それは自分が本当にワクワクしてやることではなく、親の喜ぶ姿が目的なっているわけなんですよ。
その目的が大きくなりすぎると、自分の本当の気持ちに蓋をしてマヒしていっちゃうんじゃないのかなって感じます。
マヒしていくとどうなるか?
次のページへ続く。