相手の人格ではなく事実に注目
相手を喜ばせる言葉を言えない場合、どうすれば良いのか?
大切なポイントが2つと、大前提が1つあります。
ポイントの1つ目。
『全体』より『一点集中』で伝える。
相手の全体像を言葉にするのではなく、一点集中で見たり感じたこと言葉にするだけでいいのです。
「今日もきれいだね」と言うと、相手の全体像を表現しています。
「今日のアイシャドーはキラキラ光ってきれいだね」と言うと、アイシャドーだけ一点集中で注目していますよね。
夫婦の場合は相手を喜ばせる言葉を伝えた方がいいと言っても「そんなこと今さら思えないし、しらじらしい言葉になる」と言われる方が多いです。
でも、「アイシャドーがきれい」と言うのであれば、相手のことを本心できれいと思っていなくても言えると思うんですよ。(ちなみに僕は本心で妻のことをきれいだと思っていますよ)
ポイント2つ目。
何が良いのかを『具体的に伝える』こと。
「アイシャドーがきれい」よりも「アイシャドーがキラキラ光ってきれいだね」と、具体的に伝える方がいいですね。
これは子供に対しても部下に対しても同じで、何がどうなれば良いのかが具体的に伝わると、次への行動指針となりますよ。
子供へプラス言葉 がプラス行動へ変わる
結婚して26年目。僕は妻がいつまでもきれいであってほしいと思っています。世の中の男性は思わないのですかねえ?
妻も「髪型が今日も決まっていて、いつまでも若いねー!」って僕に言ってくれます。
プラス言葉を相手へ伝えていれば、妻も僕もお互いに若さを保つ努力をしますよ。
こうやって結婚生活が長くなっても「いなっち先生夫婦は仲が良くていいですねー!」って言われますが、それにはお互いに意識している大前提があるからなのです。
その大前提とは一体何か!?
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