いったい妻にとって、僕の言い方のどこが良かったのでしょうか?妻は続けてこう言いました。
「今の言い方は受け入れやすいわ〜。”下着出てるよ!”と投げやりに言われたら、なんだかモヤモヤするからねえ。教えてくれてありがたいとは思うけど、上から目線で注意されてる感じがするじゃない。でも”その服いいけど・・”って言われると、スッと受け入れられるわあ!」
そう!妻にに正論だけを伝えていなかったことが良かったのです。
子供へ正論言う 前に温かい言葉をつけ加える
「下着出てるよ!」と正論だけを言われるのと、「その服いいけど、後ろから下着が出てしまうね。」のどちらの言い方が素直に受け入れられるか?それは、後者ですよね。
でもこの話を聞いて、「忙しい朝に、そこまで考えながら言葉を付け加えるのは面倒くさい」と思われる人もいると思います。
そう思われるあなた!こういった日々のちょっとしたモヤモヤが積み重なると、大きな心の溝になってしまう可能性もあるんですよ!
それに、ちょっと意地悪なことを言えば、投げやりな言い方をする夫(妻)ほど、妻(夫)のちょっとした言い方にイラッとするケースって結構聞きます。
お互いがトゲのある言葉をぶつけ合って、「おまえの言いかたは!」「あなたの言いかたは!」って、終わりのない無限ループに入ってしまっていませんか?
これは、子供に対しても同じです。子供へ正論言う と、子供からトゲのある言葉で反論したり無視されたりで、親もそれに対してトゲのある言葉で応戦・・・。
この無限ループから抜け出すためには、自分から言葉のトゲを抜いて伝えてみることです。
正論自体はトゲのある言葉ではありませんが、少なくとも温かみのある言葉ではないですよね。
一言でいいですから、相手のためになる言葉を付け加えてみる意識を持ってみましょうね。
だってその言葉を言うのに、かかる時間なんてほんの1~2秒ですから。
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