上司のセリフで疲れが倍増したという第1位とは?
第1位「常識でしょ/当たり前でしょ」(24.4%)
これも、親が子どもへ言いがちなセリフなんじゃないかなあと思います。
そして、先程書いたように『主観』で言っているセリフですね。
上司から見れば「常識」「当たり前」。でも、部下からすればそうじゃないことっていっぱいあります。
子育てにおいても、親から見れば「常識」「当たり前」と思えることでも、子どもにとってはそうじゃないんですよね。
親も上司も言う前に考えた方がいい
養命酒製造株式会社調べ『東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2,018』では、そのほかにも親が言いそうなセリフと重なるものがありました。
第6位「自分で考えてやれ&勝手にやるな」(15.9%)
第9位「忙しいから後にして&なんで早く言わないの?」(13.4%)
ああー!これも親がついつい子どもへ言ってしまいがちなセリフ。
こういったセリフって「じゃあ、いったいどうすればいいの?」と、指示された側がすごく戸惑ってしまいますよね。
さらに言う側が上司ではなく親であれば、普段から家庭で身近に接する人であるだけに、言われる子どものほうは反発して言い返したり、そういったやり取りが何度続いても改善されなくなると、子どもは「はいはい」と適当な返事をしたり、無視したりってことになります。
結局子供にとっても、親にとっても、前向きな解決にならないんですよね。
だからといって僕は、「子どもを放任しなさい」と伝えているわけじゃなく、「子どものするべき課題に足を突っ込まない」ということを伝えているんです。
今回の養命酒製造株式会社の調査のように、言うことで逆効果となるようなセリフは言わないほうが、お互いのためになります。
こういったセリフを言いたくなったとき、ぜひ考えて欲しいことがあります。
「部下(子ども)も自分も、長期的にお互いが健康で幸せに生きていくために、言った方がいいのか?」
これは、僕がいつも判断に迷った時に考えていることなんですよ。
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