自信を保つために自分より下を見つけようとする子ども
中学校までは成績で上位にいたけど、高校へ入ってみると自分と同じようなレベルの人だらけ。さらに自分よりも高い人がいっぱい入っていた。
そうなると、今までの『根拠のある自信』は、ことごとく打ち砕かれるのです。
「自分は今までトップクラスの成績だった」それをいきなり打ち砕かれるのは悔しいです。
そうなると、自分よりも下の存在に目が行きます。
「あいつは俺よりも成績が下」と、成績だけで人の優劣をつける。
酷くなれば、自分より下の存在をいじめるといったことになってしまうこともあるのです。
子どもの要求に応える子育てが根拠のない自信を育てる
赤ちゃんのころは、自分の気持ちを言葉で伝えられません。
「泣く」という手段を取りますよね。
子どもが泣くことで、親は抱っこしたり、おむつを変えたりします。
それは、子どもの要求を満たすこと。
要求を満たされてきた子どもは、親を信じます。
信じることができれば、自分は愛されていると思えます。
自分は愛されていると思えば、自分に自信が生まれるのです。
それが根拠のない自信へとつながっていくのだと思います。
条件付きで子どもを認めなければ子どもの自信は高くなる
テストの結果が良ければ、試合の結果が良ければ、こういった結果によって子どもを認める。
もちろん一緒にその成果を、素直に喜んだらいいと思います。でも、成果や結果が出なかったとき、さらにその他の日常で、子どもに対してどのような言い方や表情をしているか、ここが重要になってくるんですよ。
条件付けで認めるということは、子どもも何か結果を出さなければ親は認めてくれないので、必死でがんばります。
でも、がんばっても結果が出ないことってありますよね。また、結果は出なくてもその子なりに努力してみたことってあるはずなんです。それに、勉強やスポーツで上手くいってなくても、家の手伝いをしてくれていたとか、学校でほかの子に優しい面を見せていたとか。
結果が出ないことで、親が怒ったり、無視したりすれば、子どもは自信喪失です。それまでのちょっとした努力や、勉強やスポーツ以外の頑張りも否定された気分になるでしょう。
条件付きではない、無条件で子どもを認めてやること。
それが、根拠のない自信へとつながっていくと思いますよ。
孫から大切なことを気づかされました。
ちょっと聴いて!まゆみさんをスタート
不登校になっているわけじゃない。学校で問題を起こしているわけじゃない。でも・・・
「子どもと言い合いが増えたなあ」
「子どもがかわいいと思えない」
「最近、我が子の様子が気になる」
こういった、特に問題を起こしているわけではないけれど、なんだかこれから先のことが心配とか不安といった親御さんのお話を、いなっちの妻「まゆみさん」が聴かせていただきます。
1時間2500円。
ZOOMまたは対面で行います。
元スクールカウンセラーと3人の子育て+夫育ての経験を活かしながら、お気軽にお話していただくことを大切にしています。
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