上下関係や勝ち負けで価値判断してはいけない
間違った人間関係構築方法とは、簡単に言えば『上下関係』と『勝ち負け』で考えることです。
『上下関係』や『勝ち負け』で人間関係を判断していく人は、自分を優位な立場に置いておかなければ、自分自身に価値を感じられないでしょう。
そうなれば、「人より優れていなければいけない」という気持ちも強いはずです。
それは自分のモチベーションとして、勉強、スポーツ、仕事・・・、様々な場面で役には立つでしょうね。
でも、人間関係構築においては、すごくマズいことです。
人を「上か?下か?」「強いか?弱いか?」でしか見ることができないわけですから、他者と関わる場合、常に競うことが意識されます。
こういった人は無意識に他人を『マウンティング』することもあります。
『マウンティング』とは、「あなたより私の方が上よ」と主張したいために、さりげな~く挟み込んでくる言葉や行動とでも言いましょうか。
なぜ、こういった心理になるのか?それは簡単です。
自分に自信がないから、怖いんですよ。自分の優位性がなくなってしまったときが。
人より優れているという優越感では自己肯定感は育たないと、ブログで書いたことがあります。
その記事については、優越感は自信と違う!本当の自己肯定感を子どもへ育てるをご覧ください。
本当の意味で良い人間関係を構築するには、相手を対等の立場で人として尊重することが大切だと思います。
ただ、生来持っている負けず嫌いの気質や、親からの刷り込みの影響があるので、本人は「それの何がいけないの?上に行って成果を出さないと意味がな無いでしょ!」となんの疑いもなく思っているかもしれません。ただ、長い人生勝ち続けることってなかなか難しいし、「上手くいかない時もあるよね」と柔軟に物事をとらえることが難しくなって、苦しい思いをすることがありますよね。
一人の人として、子どもだろうが大人だろうが、上下関係は必要ないというアドラー心理学の考えかたが僕は大好きですね。
ちょっと聴いて!まゆみさんをスタート
不登校になっているわけじゃない。学校で問題を起こしているわけじゃない。でも・・・
「子どもと言い合いが増えたなあ」
「子どもがかわいいと思えない」
「最近、我が子の様子が気になる」
こういった、特に問題を起こしているわけではないけれど、なんだかこれから先のことが心配とか不安といった親御さんのお話を、いなっちの妻「まゆみさん」が聴かせていただきます。
1時間2500円。
ZOOMまたは対面で行います。
元スクールカウンセラーと3人の子育て+夫育ての経験を活かしながら、お気軽にお話していただくことを大切にしています。
以下のお問い合わせをお気軽にクリックしてください。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
お問い合わせはこちらへ
2